いつでも肌がきれいでいたい、すっきりとしたいラインを維持したい、そんなときにはマッサージがおすすめです。
肌に何もつけずにマッサージをすることはできますが、マッサージをするときにはクリームの使用をおすすめします。
さまざまなクリームがありますが、注目が集まりつつあるものがCBDです。
CBDクリームを使ってマッサージをしてみませんか。
今回はCBDクリームを使ったマッサージ方法やメリットについて紹介します。
マッサージの働き
マッサージには血液やリンパの流れを促す働きがあります。
血液は心臓のポンプ作用によって押し出され、動脈や毛細血管を通り、静脈を通って心臓に戻ってきます。
しかし、重力の影響を受けるため下半身は血液の流れが滞りがちです。
長時間座っていたり、立ち仕事をしていたりすると脚がむくむことがありますが、これは血液やリンパの流れが滞ってしまうからです。
下半身の血液やリンパの流れの手助けをしているのが、ふくらはぎの筋肉です。
ふくらはぎの筋肉がポンプ作用のように血液やリンパを押し流し、血液が心臓に戻る手助けをしています。
ところが、長時間同じ姿勢でいるとふくらはぎの筋肉のポインプ作用がしっかりと働かず、流れが滞ってしまうことになります。
流れが滞ることで体内に余分な水分がたまり、むくんでしまうのです。
血液とリンパの流れをサポートするものがマッサージです。
流れがスムーズになると、余分なものの排泄もスムーズになり、むくみがすっきりすることが期待できます。
また、血液の流れがよくなることで体の隅々に酸素と栄養素が行きわたりやすくなり、肌代謝が整うことも期待できます。
肌の生まれ変わりがスムーズにできていると、きれいな肌に近づいてきます。
CBDクリームとは
CBDクリームとは、麻から抽出されるカンナビジオール(略してCBD)を配合しているクリームのことです。
生物にはエンカンナビノイドシステム(ESC)という体を機能するシステムが存在しています。
ESCは食欲、痛み、免疫調整、運動機能などにかかわっています。
そして、CB1、CB2などの受容体によって構成されています。
ESCはストレスや加齢の影響に弱く、それらの影響によってESCの機能が弱くなってしまうといわれています。
CBDは全身にある受容体に働きかけて、ESCの働きをサポートすることが期待されています。
受容体は皮膚にも存在しているので、クリームとして塗ることもできます。
CBDクリームはCBDだけを成分としているのではなく、ホホバオイルやシアバターなどの油脂をベースにしていることが多くあります。
これらの油脂には保湿作用があり、肌を乾燥から守る働きが期待できます。
マッサージ方法
マッサージの基本は、遠いところから心臓の向かって行うことです。
脚のマッサージ
ふくらはぎを両手で包み込み、膝下に向かって10回ほどなでさすります。
膝裏にはリンパ節があり、リンパ節の部分は滞りやすいため、指を使って軽く押してほぐします。
膝上から脚の付け根に向かって10回ほどなでさすります。
これを左右の脚で行います。
腕のマッサージ
右手首を左手で軽くつかみ、肘に向かって10回ほどなでさすります。
肘から腕の付け根に向かって10回ほどなでさすります。
わきの下にはリンパ節があり、ここを指を使って軽く押さえてほぐします。
左腕も同様に行います。
顔のマッサージ
額の中央からこめかみに向かって、らせんを描くようにマッサージをします。
口の周りを口角を引き上げるように軽くなでます。
耳の下から鎖骨に向かって軽く数回なでます。
どのマッサージでも、マッサージをする前にCBDクリームを塗っておきましょう。
CBDクリームを塗ることで手の滑りがよくなり、マッサージを行いやすくなります。
何も塗らずにマッサージを行うと摩擦が生まれて、肌をこすって傷つけることになります。
こすりすぎによって肌が敏感になってしまったり、メラニンの生成が促されてくすみができてしまったりすることがあるので注意が必要です。
クリームを塗っておくと摩擦が軽減して、肌への負担を抑えられます。
CBDクリームが固いときは、手のひらで温めて伸びをよくしてから使いましょう。