日本では、CBDオイル、CBDリキッド、CBDサプリメントなど、さまざまな製品が販売されています。
オイルやサプリメントは摂取方法がわかりやすいのですが、リキッドはVapeへの注入式や、カートリッジと専用のヴェポライザーを使用するもの等があるので、摂取方法がよくわからないという方もいるのではないでしょうか。
そこで、ここではCBDリキッドのカートリッジの使い方を解説していきます。
CBDとはどのような成分なのか
CBDは大麻草に含まれる成分のことで、カンナビジオールの略称です。
大麻草というと違法な成分だと考えてしまいますが、日本の法律で規制されているのは大麻草に含まれるTHCという成分で、CBDは規制されていません。
THCには向精神作用があり、幻覚や幻聴を引き起こすことがあります。
それに対し、CBDは精神への働きかけはなく、幻覚や幻聴などを引き起こす心配はないとされています。
WHOも安全性を認めている成分です。
日本ではTHCが規制されているため、日本に輸入されるCBD製品はTHCが含まれていないものです。
日本の厚生労働省の指導のもと、必要書類を提出して輸入されています。
CBDリキッド、CBDカートリッジとは
CBDリキッドとは、液体状になっているCBDのことで、ヴェポライザーを使用して蒸気にして吸引をします。
CBDの配合濃度は1~10%程度です。
CBDオイルの場合は5~10%程度の配合濃度なので、配合濃度はリキッドとオイルで大きな違いはありません。
ですが、注入式のCBDリキッドに比べ、CBDカートリッジは濃度が高いものがあります。
CBDワックスに近いでしょうか。
濃度も30%~70%程のものも多く出回っています。
CBDには苦味があるので、直接摂取すると苦さが気になって摂りにくいと感じることがあります。
しかし、リキッドの場合はミントやオレンジなどのフレーバーが加えられているので、苦味が気になりにくくなっています。
さまざまなフレーバーをそろえておくと、気分にあわせて使用できます。
CBDリキッドには、フルスペクトラム、ブロードスペクトラム、アイソレートの3タイプがあります。
フルスペクトラムとは、大麻草に含まれるさまざまな成分を含有しているものです。
CBDとそれ以外のカンナビノイドやテルペン類などが含有されています。
フルスペクトラムはTHCも含まれています。
ブロードスペクトラムはフルスペクトラムからTHCを取り除いたものです。
CBDやその他のカンナビノイド、テルペン類などが含まれています。
アイソレートは純度が高いCBDです。
CBD以外のカンナビノイドやテルペン類などは含まれていません。
日本で購入できるCBDリキッドは、ブロードスペクトラムやアイソレートです。
CBDリキッド、カートリッジの使い方
CBDリキッドはヴェポライザーを使用して蒸気にして吸引をします。
そのため、カートリッジだけでなくヴェポライザーを購入する必要があります。
ヴェポライザーにカートリッジを装着します。
電源を入れると蒸気が発生をするので吸引をします。
吸引をしたらすぐに呼吸を吐き出さず、しばらく肺の中に空気を留めておきます。
肺の中に空気を留めることで、CBDが肺から吸収されることが期待できます。
吸引が終わったらヴェポライザーの電源を切ります。
カートリッジ内のリキッドがなくなったら、新しいカートリッジと交換をします。
蒸気なので店内でも吸引することができるのですが、一部のお店では吸引できないことがあるので、吸引をしたいときにはお店の人に確認をしてください。
カートリッジ交換不要のヴェポライザー
カートリッジの交換が面倒、ヴェポライザーを充電する事も面倒。
そのようなときには、使い捨てタイプのヴェポライザーが便利です。
使い捨てタイプはカートリッジの交換が不要です。
充電も不要な場合が多いです。
最初からリキッドが装着されているものが多いので、自分でリキッドを装着する手間を省けます。
こぼしたり、手を汚したりする心配もないです。
使い方はカートリッジの交換が必要なヴェポライザーと同じです。
電源を入れて吸引をして、吸引が終わったら電源を切ります。
使い捨てタイプなので、リキッドがなくなってしまったら、そのヴェポライザーは使用することができません。
新しいものを購入して使いましょう。
捨てるときには自治体のゴミ分別ルールに従ってください。