普段からプレゼンなどで人前に出る機会が多い人にとって、緊張をしたり、恐れを感じたりするようなど、困ってしまうことでしょう。
「何度も経験を積めば慣れるよ」ともいわれますが、経験するにも不安を感じてしまうと思います。
人前に出るときに緊張してしまう、不安を感じるというときに、気持ちの面でサポートしてくれそうなものがCBDです。
ここでは、CBDに期待できる働きや人前で摂取するときの方法を解説していきます。
CBDとは
CBDはカンナビジオール(Cannabidio)の略称です。
大麻草には少なくとも80種類のカンナビノイドが含まれているといわれており、CBDはその中の一つです。
アメリカではCBDを使用した、商品名[エピディオレックス]が医薬品として承認されています。
日本ではまだ医薬品としては使われていませんが、CBDを配合したオイル、リキッド、カプセルなどが販売されています。
大麻草と聞くと違法なのではないか、危険があるのではないかと思うことでしょう。
日本の法律で規制されているのは、THC(テトラヒドロカンナビノール)です。
THCはマリファナの主な成分で向精神作用があります。
一方、CBDは忍容性が高く、THCのような向精神作用はありません。
日本ではCBDの所持や使用を規制していません。
CBDの働き
人間には身体機能を調節する働きが本来備わっています。
睡眠、食欲、体温なども、もともと体に備わっている機能によって調整されています。
普段意識しなくても体温が一定に保たれているのも、この働きによるものです。
私たちの身の回りには、ストレスを与えるようなことがあふれています。
また、人間は加齢の影響から逃れることができません。
ストレスや加齢は、本来備わっている身体機能を低下させる要因です。
もともと備わっている身体機能調整作用が衰えることが、さまざまな疾患につながるのではないかと考えられています。
CBDには人間の体に備わっている身体機能調節作用を手助けする働きが期待できます。
具体的には、睡眠の改善、食欲の調整、集中力のアップ、メンタル面の調整などです。
動物実験の段階のものもあり、これから臨床試験で働きが確かめられることが期待されます。
人前での摂取方法
CBD製品には、オイル、リキッド、カプセル、クリーム、バームなどがあります。
緊張する場面では人の目があるので、人前で摂取しやすい形態のものを選ぶとようでしょう。
CBDオイル
CBDオイルは、MCTオイルやココナッツオイルをベースにCBDを配合したものです。
スポイト式の容器が一般的で、スポイトで適量を取り、舌に直接垂らして摂取をします。
大きく口を開けて上を向いて摂取をするので、人前では使いにくいかもしれません。
CBDオイルをスプレーボトルに入れた製品もあり、こちらの方が人前では摂取をしやすいです。
CBDリキッド
ヴェポライザーを使って蒸気にして吸引をします。
周囲から見るとタバコを吸っているようです。
ニコチンやタールなどは含まれていませんが、受動喫煙を嫌がる人もいるので、人前では使用しない方がよいでしょう。
CBDカプセル
CBDオイルをカプセルに閉じ込めたものです。
水と一緒に飲み込みます。
小さなカプセルのものが多く、素早く口に含んで飲み込んでしまえば、人目はあまり気にならないことでしょう。
サプリメントケースに入れておけば、持ち運びをしやすいです。
CBDクリーム、CBDバーム
肌に塗るタイプのCBDです。
人前で緊張するときに使用するというよりも、肌のケアのために使用されることが多いです。
CBDクリームやCBDバームの中には、ラベンダーやカモミールなどリラックスできるような香りを配合しているものがあり、香りによる緊張緩和作用が期待できます。
CBDグミ、CBDチョコレート、CBDキャンディー
一般的なお菓子と同じ見た目です。
違うことはCBDが配合されていることです。
人前に出るときに緊張していると、食欲がなくて口にしにくいかもしれません。
しかし、普通のお菓子を食べているように見えるので人目は気になりません。