CBDは天然由来の成分なので、副作用はないという話を聞いた事はありますでしょうか。
確かに、薬ではないので大きな副作用はありませんが、やはり取りすぎは取りすぎで注意が必要です。
今回は、CBDを正しく摂取する為に、CBDの過剰摂取について解説します。
CBDとは?
まず、CBDについてですが、この成分は、麻からとれる成分でリラックス効果がある物質です。
麻からとれる天然由来成分で一見麻薬と同じような成分であると考えられますが、
麻薬と異なる点としては常習性や依存性が無く、
何時でも使用をやめることが出来るため、麻薬とは異なる成分であると言えます。
現在においては、食品や電子タバコ等の成分として使用することでリラックス効果や不安を消し去ることが出来る物質として使用されています。
これは、WHOがCBDの安全性を認め公表したため、瞬く間に産業利用される物質となったのです。
とは言うもの過剰摂取はできない
CBDの効果はリラックス効果や不安を取り去るという効果なのですが、
過剰摂取した場合、効果は持続するかと言うと決してそのようなことは無いです。
と言うのも、このCBDは、体内の酵素と反応し、服用している薬と反応し相反する効果を示すことがあると発表されています。
例えば、、抗痙攣剤や抗うつ剤などの薬を服用している場合においてその効果と相反する効果を示し、副作用となることがあると判明しています。
肝臓を損傷させてしまう副作用がある
CBDは肝臓の機能を低下させてしまう性質があるため、高濃度でかつたくさんの量を摂取した場合肝機能を低下させ肝臓を損傷させることがマウス実験で判明しています。
その為過剰摂取においては目安が設定されており、サプリ等においては許容量を守ったうえで使用すれば副作用が起きないよう設計されています。
サプリで過剰摂取するのは容易だが他の製品では難しい
サプリメントではCBDを過剰摂取することは容易で副作用が現れる量を一度に摂取することは容易です。
ですがそれ以外の製品においては一度に過剰に摂取することは難しい製品もあると言ってよいです。
例えば
CBDオイルの製品においては、許容量である量としては最大1.280mgの量が4週間使用しても何ら問題のない量です。
そして
CBDリキッドがおおよそ一日使用することが出来る量が50mgであるためどう見積もっても4週間の使用量を1日で超えようとすることは不可能なのです。
その為
CBDオイルにおいては使用料を守らなかったとしても一日で安全である許容量を超えて使用することが難しいということです。
食べるのと吸い込むのは吸収量が異なる
ではなぜ、
CBDリキッドなどの製品や電子タバコの製品のほうが使用できる量が減らされているかを解説します。
まず、CBDの体内への取り込み方の違いが大きく、電子タバコや
CBDリキッドの場合は効かされたものを吸い込むという性質上、より効果的にCBDを体内に取り込みます。
その為各メーカーでは過剰摂取の許容量である量を超えていなくても副作用が出る範囲に該当してしまうのではないかと言う点で制限を強化したのです。
逆に食べたり飲んだりするタイプのCBD製品は体内に取り込む際、胃の酸で有効成分がある程度分散し、
腸で吸収する頃には効果が薄れているため過剰に摂取した場合において直ちには影響がなく、
摂取できる量も気化したCBDよりも多く設けられているということです。
これは、気化した物は即効性があるため即座に不安やストレスなどを和らげることが出来るため、
多量に摂取した場合、その反動として副作用が現れた際、安全性に欠けるということで気化するCBDは摂取量の制限を強く設定していると考えられます。
ですが両者ともに言えることとしては結局の所、薬として使用されている有効成分でありますので過剰に摂取した場合、
如何に天然由来成分であってもどのようなことが起きるかわからず、一応安全のために制限を課して製品を生産し販売しているということです。
これは何もCBDだけに限らず、風薬や漢方薬といった製品で天然由来成分のお薬も同様に過剰に摂取した場合、どうなるかと言う実験を行っており、
実験結果から導き出された答えを副作用として公表しているため、過剰摂取することは望ましいことではないということになります。
万が一過剰摂取にて副作用が見られた場合においては医師に相談したのち対処を仰ぐことがベストです。
Yotubeでも解説していますので、是非ともご覧ください。