CBDは数々の研究結果が報告され、アメリカでは医薬品として承認された製品もある成分です。
海外セレブやアスリートも注目しています。
しかし、中にはよい印象を持っていない人もいるようです。
ここでは、よい印象を持たれない理由とCBDの安全性について解説していきます。
CBDの印象が悪い理由
CBDは大麻草に含まれるカンナビノイドの一種です。
大麻草には少なくとも80種類のカンナビノイドが含まれており、CBDの他にはTHC。
CBG、CBNなどがあります。
その中でもCBDは大麻草の品種によっては40%ほどを占めることがある成分です。
CBDの印象が悪い理由は「大麻草」に含まれている成分だからです。
大麻草というとマリファナを連想する人もいるのではないでしょうか。
マリファナは日本では規制されているもので、摂取をすると精神錯乱・幻覚・幻聴などを引き起こします。
違法性がある悪いもの、危険なものという印象があります。
芸能人が覚醒剤を所持していたことで逮捕されるニュースが報道されることがあります。
覚醒剤を所持していた芸能人は、芸能界から姿を消してしまうこことがあります。
これは犯罪者ということだけでなく、印象が悪くなってしまったからもあるでしょう。
覚醒剤とマリファナは別のものですが、法律で規制されているという点では同じです。
マリファナも悪い印象のあるものなのです。
CBDは違法ではない
マリファナの主成分はTHCで、THCは大麻草に含まれています。
THCは日本の法律で規制されている成分です。
CBDも大麻草に含まれている成分ですが、THCとは別のものです。
THCは精神への働きかけが高い成分ですが、CBDには向精神作用はありません。
WHOが安全性を認めている成分です。
そして、日本の法律ではCBDを規制していません。
また、CBDを抽出する大麻草の部位はマリファナとは別のものです。
マリファナは麻の花冠や葉を使用していますが、CBDは麻の成熟した種子や茎を使用しています。
大麻の所持・栽培・輸出入は免許制です。
大麻を所持していたことで逮捕された例はいくつもあります。
大麻取締法では花穂や葉は規制していますが、CBDを抽出する種子や葉は規制されていません。
CBDは安全?
CBDはWHOが安全性を認めています。
また、世界アンチドーピング機構ではCBDを使用禁止薬物から除外しています。
日本ではCBD製品は健康食品として扱われています。
CBDオイル、CBDカプセルなどがありますが、これらは健康食品です。
ビタミン、ミネラルなどのサプリメントも健康食品で、これらと同じような扱いになっています。
医薬品は医師の処方が必要だったり、薬剤師に相談する必要がありますが、健康食品は処方箋なしで手に入れることができます。
そのため、CBD製品は通信販売や一般の店舗で販売されています。
CBDは安全性があり、忍容性のある成分だともいわれています。
向精神作用はありません。
安心できるCBD製品の選び方
CBDに悪い印象を持っている人は、安全性に不安を感じているのではないでしょうか。
安全に使用するためには、CBD製品の選び方が大切です。
日本ではTHCを規制しているため、THCが含まれている製品は基本的に流通していません。
しかし、THCが含まれている製品が絶対にないとはいい切れないので、自分の目で確認をしましょう。
きちんとしたメーカーであれば、第三者機関に検査を依頼してTHCが含まれていないことを確認しています。
成分分析表が製品情報に記載されているかを確認しましょう。
安心して使用するためには、CBD配合濃度も重要です。
忍容性がある成分とはいえ、一度に大量に摂取をすると頭痛や吐き気などの副作用を起こす心配があります。
CBDオイルの場合は5~10%濃度のものが一般的に流通しています。
はじめてCBDを摂取する人は、濃度の低いものを少量から試すようにしましょう。
CBDを摂るようになってから体に異変を感じた場合は、すぐに使用を中止して医師に相談をしてください。
好転反応だと思って使用し続けないようにしましょう。
また、服用中の方や持病を持っている方は、CBD利用前に医師に相談をしてください。