CBDは口から摂取をして体の内側からサポートをしてくれるだけでなく、肌に塗って体の外側からもサポートしてくれる成分です。
外側からアプローチをするためには、CBDクリームを使用することが一般的です。
そこで気になることがCBDクリームの使い方です。
せっかく使うなら効果的な使い方をしたいと思いませんか。
今回はCBDクリームとはどのようなものなのか、どのような使い方をしたらよいのかを解説します。
CBDクリームとは
CBDクリームとは、油脂や美容成分などを配合したクリームにCBDを加えたものです。
CBDとはカンナビジオール(Cannabidiol)の略で、大麻草から抽出されます。
大麻草には少なくとも80種類のカンナビノイドと言われる成分が含まれており、CBDはその中の一つです。
大麻というとマリファナを思い浮かべるかもしれません。
しかし、マリファナの主成分はTHCであって、CBDとは働きが違う成分です。
THCは向精神作用がありますが、CBDには向精神作用はありません。WHOはCBDの安全性を認めています。
日本の法律ではTHCは規制をしていますが、CBDの規制は行われていません。
そのため、日本に輸入されているCBD製品は、大麻草から抽出した成分からTHCを取り除いたものが使用されています。
CBDクリームは、このようなCBDを配合しているクリームです。
クリームといっても、運動後のケア用、肌のケア用などさまざまあり、肌のケア用といっても保湿、シワ対策、シミ対策などさまざまな特徴があります。
CBDクリームには、運動後のケアに適したものも、肌のケアに適したものもあります。
運動後のケア用のクリームには、筋肉の沈静をサポートするような成分が一緒に配合されていることがあります。
たとえば、ミントはスーッとした清涼感を与えてくれます。
肌のケア用のCBDクリームは、保湿作用のあるものが多くあります。
ホホバオイル、アボカドオイル、ヘンプオイル、シアバターなどは保湿力の高い成分で、こういった油脂にCBDが配合されています。
CBDクリームの使い方
CBDクリームは一般的なクリームと同じように使用できます。
適量を手に取り出し、気になる部分に塗布をします。
運動後のケアには
運動後のケアの場合は、汗を拭きとってからCBDクリームを塗りましょう。
汗が付着した状態で塗ってしまうと不衛生です。
汗に含まれる成分が肌の刺激になり、皮膚の状態を悪化させる心配があります。
また、汗が乾くと体が冷えてしまいます。
運動後のケア用のクリームは、ミントなど清涼感がある成分が配合されていることがあり、このような成分は皮膚に刺激を感じることがあるので、肌が弱い方はパッチテストを行っておきましょう。
腕の内側など目立たない部位に少量を塗って、24時間後の肌の状態を確認します。
晴れ、赤み、かゆみなどが出た場合は使用を中止してください。
肌のケアには
肌のケアには洗顔後、入浴後に使用することがおすすめです。
洗顔後や入浴後は、洗浄成分の働きで汚れと一緒に肌の潤いも洗い流されてしまっていて、肌が乾燥しやすい状態になっています。
このようなときに保湿作用のあるクリームを使って肌を保護してあげましょう。
美しい肌を保つためのポイントは、肌のバリア機能を保つことです。
肌にはバリア機能が備わっており、紫外線・花粉・大気汚染などから守ってくれています。
肌の水分が逃げないように守ってくれているのもバリア機能です。
ところが、バリア機能が低下をしてしまうと外部刺激に弱くなってしまい、紫外線の影響を強く受けてシミができやすくなったり、外部の物質が皮膚に刺激を与えてかゆみ、ヒリヒリ、赤みなどがでてしまいやすくなります。
バリア機能は肌表面の角質層によって保たれています。
顔の皮膚の角質層はわずか0.02mmほどと非常に薄く、わずかな摩擦でもバリア機能を低下させてしまいます。
そのため、CBDクリームの使い方では肌をこすらないようにすることがポイントです。
手のひらに適量を取り出して、クリームが固い場合は温め、それから皮膚に伸ばしていくようにします。
優しくこすらずケアをすることがポイントです。