※2022年3月17日より、HHCは規制対象となりました。利用には法律に抵触する恐れがあります。
日本を含めて、世界的にはCBDの方がどちらかというとメジャーなため、どうしてもそちらに関心が向きがちかもしれませんが、HHCも魅力的な存在です。
ただ、CBDと同じような気持ちでHHCに対しても注目すべきと言われても、違いが分からないことにはどうしようもありません。
共通点も大切ではありますけど、CBDと何が違うのか?どういった部分で優れているのか?を知ることで、HHCへの興味が自然とわいてくると思われます。
HHCを理解するにあたっては、CBDと比較をするのが最善だと言えるでしょうから、そういう方法で魅力を紹介していきます。
HHCとCBDは効果における共通点が割と多い
HHCはCBDと同じカンナビノイドであり、実際にもたらす効果に関しても共通点が多いです。
例えば、痛みを軽減する効果、不安を和らげる効果、リラックス効果などはともに存在しています。
CBDの効果としてこれらは有名ですけど、HHCにもこのようなメリットがもたらされる期待がある状況です。
それぞれが有する効果が全く同じというわけではありませんが、効果に関しては重なる部分はそれなりに多くあります。
したがって、特定の場面においてはどちらを使っても構わないと言える可能性もあるでしょう。
効果の面においては、両者の違いを見出すのは難しいと言える状況が存在していますが、それ以外の面に目を移すと割と違いを見出しやすいです。
むしろ効果以外の部分を除けば、HHCとCBDは違っていると言える箇所の方が多い状況かもしれません。
では、具体的にHHCとCBDの違いがどんなところにあるのか?実際にこの部分について詳しく見ていきましょう。
HHCとCBDにおける最大の違いはリスクにかかわるもの
CBDはもとは大麻からとれる成分が含まれていますが、基本的には問題ない扱いを受けています。
ではHHCはどうなのか?というと、こちらも大麻由来の成分が使われている現状ですけど、問題ないと確実に言い切れない点があります。
というのも、HHCは生成過程においてCBDと違った部分があるのですが、ここが1つ大きな問題になります。
HHCの場合、その生成過程においてTHCが混入するリスクがCBDよりも大きいと言われている状況です。
CBDにおいてもTHCが混入するリスク自体は存在しており、実際わずかな量が含まれている可能性はあると言えます。
ただ、基準以下であればTHCが入っていても合法であるため、CBDは基本的には大半の製品が違法ではないと評価できるわけです。
しかし、HHCはその違法成分であるTHCがより混入しやすい状況のため、基準を超えてしまうケースが自然と増える可能性が指摘されています。
実際に違法と言えるほどにTHCを含んだHHC製品がどのくらいあるか?は一概に言えませんが、危険性がより大きい点はほぼ間違いないでしょう。
HHCとCBDでは世界的な知名度や普及度に差がある
HHCとCBDはその効果においてはほぼ同じような役割をこなすことが可能なものの、世界的にはCBDの方がメジャーな状況と評価できます。
HHCは相対的にマイナーであり、CBDは知っていても、HHCは全く知らないという人が世界中に多くいると思われます。
日本においてもこの傾向は同様であり、CBDの知名度はHHCのそれを凌駕する状況にあり、どうしてもHHCに対する関心は集まりづらい部分があるわけです。
こういった理由により、HHCが世間に普及しづらい事情が存在すると言えますが、最も問題なのは法的な部分になるのではないでしょうか?
CBDは製品自体が多く存在しており、国内でも愛用している人は普通に確認できますから、基本的には合法な存在という認識になりやすいです。
ただ、HHCは普及が進んでおらず、使用している人を確認しづらいですし、その結果としてこれは使って大丈夫なのか?という疑問がわいてくるでしょう。
HHCが合法か?違法か?に関しては、いろいろな見解があるものの、はっきりとした答えが出ておらず、非常に微妙な状態と評価せざるを得ません。
問題はTHCの含有量などが関係してくるわけですが、結果的に違法と言えるような製品に手を出すリスクはあるため、そこは認識しておくべきでしょう。
利用者としては、違法か?合法か?のはっきりした判断をしてもらいたいと思っているでしょうけど、それが可能な状況にはまだなっていないと言えるはずです。