CBDと相性の良いヨガですが、ヨガの行い方や効果等も知っておくと、よりCBDの相乗効果が得られると思われます。
今回は、ヨガの「デトックス効果と、よりデトックス効果を高める方法」について解説します。
体の中に老廃物がたまるとさまざまな不調が現れることがあります。大きな不調にはなっていなくても、何となくもやもやする方はいるのではないでしょうか。大きな不調になる前にヨガでデトックスをしましょう。
ここでは、ヨガがデトックスになぜよいのかや、デトックス効果を高めるためのポイントを紹介していきます。
老廃物がたまるとどうなるの?
食品添加物、ダイオキシンなどの化学物質、農薬など、私たちは日々体にとって不要なものを摂取しています。こういったものは尿や便などから排泄されますが、大量に摂取してしまったり、体の処理能力が追い付かないと、次第に体内にたまってきます。
老廃物は体にとって不要なものです。不要なものが蓄積をすると細胞同士のやり取りに支障がでたり、体内の酵素の働きに影響を与えたりします。
その結果、便秘、頭痛、肥満、肩こりなどに。
尿や便で排泄するといった、体本来の機能で老廃物を排泄できますが、その能力には限界があります。
デトックスを促すために行いたいことが運動です。さまざまな運動がありますが、ヨガはおすすめなものの一つです。
では、なぜヨガがおすすめなのか解説をしていきます。
ヨガのデトックス効果とは
ヨガがデトックスにおすすめな理由は以下の通りです。
リンパの流れを促す
老廃物はリンパによって運ばれていきます。リンパの流れがよくなれば、デトックスがスムーズに行われます。
リンパは血液と違って心臓のように押し出すものがありません。そのため、周囲にある血液の流れの刺激や筋肉を動かしたときの刺激などによって、流れが促されています。
ヨガには筋肉を動かすポーズがたくさんあります。しかも、普段使わないような筋肉を使用します。筋肉を動かすことでリンパの流れがよくなり、デトックスを促すことになります。
血液の流れを促す
老廃物は血液によっても運ばれています。
血液は心臓の力によって流れていますが、体の末端の方では血液の流れが滞りやすくなっています。特に下肢は重力の影響を受けやすいこともあり、血液の流れが滞りやすいです。そのため、筋肉のポインプ作用の力も借りて流れています。
長時間座りっぱなしでいると脚がむくむことがありますが、これは筋肉のポンプ作用が十分に働かず、血液の流れが滞ることが関係しています。
ヨガでは全身の筋肉を使うため、筋肉のポンプ作用によって血液の流れが促されることが期待できます。また、体を動かすことで体温が上がり、これによっても血液の流れが促されます。
血液がスムーズに流れることでデトックスが促されます。
便通を促す
老廃物の大部分は便で排泄されており、その割合は75%ほどです。しっかりデトックスするためには、便通をよくすることが大切なのです。
ヨガのポーズの中には内臓を刺激するものがあり、便通を促す働きが期待できます。便通がスムーズになると、便とともに老廃物が排泄されます。
心のデトックスにも
物質的な老廃物の排泄だけでなく、ヨガは心のデトックスにも働きかけます。
毎日家事や仕事などで忙しく過ごしていて、ストレスがたまっていませんか。人間関係や将来のことなどで悩んでいませんか。そういったものが心の老廃物になります。
ヨガをすると気持ちが落ち着いてきます。気持ちが落ち着いて、心のデトックスになるのです。
デトックス効果を高めるためには
デトックスを促しても、同時に体に悪いものを摂取していては、体内の老廃物はなかなか減りません。そこで気をつけたいことが食事です。
食品添加物は体にとって不要なものです。摂取しても体の栄養にはなりません。不要なものはなるべく摂取しないようにして、体内に老廃物がたまらないようにしましょう。
そうはいっても、食品添加物をまったく摂取せずに生活するのは難しいです。
そこで重要になることが、便通をよくすることです。老廃物の大部分は便から排泄されます。
便通をよくするために大切なことは、食物繊維を摂ることです。腸を刺激して働きを活発にしたり、善玉菌のエサになったりします。食物繊維が多い食品は、野菜、果物、海藻、きのこ、豆類などです。普段からこういったものを意識して摂取するとよいでしょう。