CBDが含まれる製品に対して「フルスペクトラム」という言葉が使われているケースがあります。
このフルスペクトラムというワードは割と耳にするものだと思われますが、どういう意味があるのでしょうか?
CBDに関して詳しい人以外は恐らく正確な意味を知らないのではないか?と言えますが、このフルスペクトラムというワードは効果に大きな影響をもたらします。
したがって、フルスペクトラムか?否か?という部分で、CBD製品を選ぶことの意味が存在している状況です。
フルスペクトラムの意味と具体的にどんなメリットをもたらすのか?について知っておいてほしいです。
フルスペクトラムという言葉の意味は?
まず「スペクトラム」とは何なのか?という部分から理解してほしいと思います。
スペクトラムとは、一言で言えば「多様性」といった意味合いの言葉です。
つまり、フルスペクトラムとはその多様性よりもさらに範囲が広い状況を指しています。
簡単に言えば、「全範囲」などの意味になり、あらゆる部分を含んだというイメージを持つと分かりやすいです。
ここで言うあらゆる部分とは具体的に何か?というと、元の大麻に含まれている成分です。
大麻にはカンナビノイドと言われる成分がかなり多く含まれており、その数は全部で100種類以上とされています。
その中で特に有名なのがCBDであり、このCBDという成分をメインに据えた商品を私たちは使っている状況です。
ただ、実際はCBD製品にはCBD以外のカンナビノイドも含まれているのが通常と言えます。
問題はどこまでの範囲が含まれているのか?ということで、フルスペクトラムとはCBDを含めたすべてのカンナビノイドを含んだ製品となっています。
これがCBDにおけるフルスペクトラムの意味であり、実際の状況となっているため、そのように理解しておくと良いでしょう。
CBD製品に関してフルスペクトラムだとどんなメリットがあるのか?
CBD製品でフルスペクトラムと明記されているものを使ったとき、フルスペクトラムではないものと比べてどんなメリットがあるのでしょうか?
これは単純にCBD製品を利用したときの効果の範囲に影響すると言えます。
含まれているカンナビノイドの数がより多いため、それだけいろいろな効果に対応することができますから。
また、CBD単体が生み出す効果の程度に関して、通常より大きくなると言われています。
つまり、CBD以外のカンナビノイドがCBDに影響することで、CBDが発揮する効果が大きくなるわけです。
そういった部分がフルスペクトラムであることのメリットと言えますし、実際フルスペクトラムの方が魅力は感じやすいでしょう。
フルスペクトラムのCBD製品の場合、パッケージなどのその明記があることがほとんどのはずです。
フルスペクトラムは基本的にはアピール材料になりますから、消費者に対して分かりやすく明記しないと意味がありませんから。
だから、実際にフルスペクトラムのCBD製品を購入したいときには、恐らく見つけること自体は難しくないと言えるでしょう。
フルスペクトラムのCBD製品は耐性がつきづらい
フルスペクトラムのCBD製品に関してはすでに説明したようなメリットが存在しています。
効果の範囲が広くなる、効果がより大きくなる、期待できるというメリットにおいて魅力的と評価できるでしょう。
しかし、フルスペクトラムのCBD製品については、もう1つ大きなメリットが備わっています。
それは耐性がつきづらいということであり、これはつまり効果が効きづらくなりづらいという言い方ができます。
耐性がつくと、今までと同じような効き目が感じられなくなりますが、薬などでは特にこういった状況が現れることがあります。
CBD製品に関しても同様のリスクがありますけど、フルスペクトラムの場合にはそのリスクが小さくなると言われています。
したがって、長く使っていても効果が同じように効いてくれる可能性が高いため、利用者からすれば大きなメリットに感じられるはずです。
耐性というのは、本人の意識がないところで勝手に生じるものですから、ある意味厄介な存在です。
どのような使い方をしていれば大丈夫とか、そういう目安もないですし。
だから、ある程度の頻度で使用している際には、気付いたときには耐性がついていたなんてことも十分にありえます。
フルスペクトラムに関しては、この厄介な耐性に関してリスクが小さいわけですから、こういう点からも評価をすることが可能です。
これからCBD製品を購入していこうと考えている人は、このポイントもぜひ覚えておきましょう。
▼CBDのフルスペクトラム