「こんなものに動物性食品が含まれているの!?」ということもあり、ビーガンの方は口にするものに気を遣っていると思います。
CBDに興味があっても動物性食品が含まれているのではないかと気になり、口にすることをためらってしまうこともあるでしょう。
では、CBD製品はビーガンでも摂取できるものなのでしょうか。
ビーガンとは
ビーガンはベジタリアンの一種で、ベジタリアンといってもいくつか種類があります。
どのベジタリアンも植物性食品を食べることは同じですが、その他の点で違いがあります。
ラクト・ベジタリアン
乳製品は食べるけれど、卵、肉、魚などの動物性食品は食べない。
オボ・ベジタリアン
卵は食べるけれど、乳製品、肉、魚などの動物性食品は食べない。
ラクト・オボ・ベジタリアン
乳製品と卵は食べるけれど、肉、魚などの動物性食品は食べない
ぺスコタリアン
魚、乳製品、卵などの動物性食品は食べるけれど、肉は食べない。
ビーガン
肉、魚、乳製品、卵、ハチミツなど、動物性食品を一切食べない。
皮革や羽毛など動物性素材を使用しないといった人もいます。
ハチミツは動物性食品なの?と思うかもしれませんが、ハチミツはミツバチが花蜜を集め、ミツバチの唾液中の酵素によって糖が分解され、ミツバチによって水分が飛ばされて出来上がったものです。
ミツバチという動物が関わっているので動物性食品として扱い、ビーガンは口にしません。
ビーガンとは、完全菜食のことです。
CBDは植物性?動物性?
CBDは大麻草に含まれている成分です。
大麻草はアサ科アサ属に分類される植物です。
成分の抽出には超臨界二酸化炭素抽出方法などが採用されています。
使用している原料も成分の抽出にも動物はかかわっていません。
そのため、CBD自体は植物性であり、ビーガンが口にできるものなのですが、製品にした場合には配合されている成分に注意が必要です。
CBDオイル
CBDオイルは、ヘンプオイル、MCTオイル、ココナッツオイルなどにCBDを配合したものです。
使用しているオイルは植物性です。
CBDリキッド
液体状のCBDでフレーバーがつけられています。
フレーバーには植物原料または化学合成したものが使用されています。
CBDカプセル
カプセルにCBDオイルを閉じ込めたものです。
使用されているカプセルには植物性とゼラチンがあります。
植物性のカプセルはビーガンに対応をしていますが、ゼラチンは動物性です。
CBDクリーム
ホホバオイル、ヘンプオイル、シアバターなどにCBDを配合したもので、使用されている油脂は多くの場合、植物性です。
CBDバーム
シアバターやホホバオイルなどの油脂にCBDを配合したものです。
クリームよりも水分が少ないです。
使用されている原料は、多くの場合、植物性です。
CBDチョコレート
一般的なチョコレートにCBDを配合したものです。
ミルクチョコレートには乳製品が配合されているので、ビーガンには対応していません。
ミルク不使用のものでも原材料の一部に乳が含まれていることがあります。
CBDグミ
一般的なグミにCBDを配合したものです。
一般的なグミはゼラチンを使用するのですが、CBDグミはゼラチン使用のものと、ゼラチン不使用のものがあります。
CBDキャンディー
一般的なキャンディーにCBDを配合したものです。
一般的なキャンディーの主な原料は砂糖や水あめです。
ハチミツが使用されることもあります。
ビーガンが安心して口にできるCBD製品とは
ビーガンは完全菜食で、肉や魚はもちろん、乳製品、卵、ハチミツも口にしません。
CBD製品でこれらの原料を使用していないものは、CBDオイルとCBDリキッドです。
動物性原料は使用していないので、ヴィーガンでも口にすることができます。
CBDカプセルは注意が必要です。
植物性カプセルを使用しているものとゼラチンカプセルを使用しているものがあるので、購入前に確かめましょう。
化粧品は動物性原料不使用のものが多くあります。
チョコレートやグミなどお菓子タイプのものは、乳製品やハチミツなどの動物性原料が含まれていることがあります。