情報にあふれ、残業続き、満員電車など、過酷な環境の現代社会。
日々ストレスを感じながら生活している人は少なくありません。
ストレス過多な現代社会に生きる人に注目されつつある成分がCBDです。
CBDは医療や科学の面で研究が進んでおり、最近は美容面での働きも注目されています。
では、CBDは過酷な現代社会に生きる私たちにどのような働きをもたらしてくれるのかみていきましょう。
CBDとは
CBDは大麻草に含まるカンナビノイドの一種です。
大麻草に含まれるカンナビノイドは80種類以上あるといわれており、CBD以外にもTHC、CBN、CBGといったものが存在しています。
脂溶性成分のため研究が難しく、これまで研究が思うように進んでいなかったのですが、研究結果の蓄積などによってCBDについてさまざまなことがわかってきました。
大麻草と聞くとマリファナを連想して危険に感じる人もいることでしょう。
マリファナの主成分はTHCです。
THCは向精神作用がある成分で、日本の法律では規制されています。
CBDは向精神作用のない成分で、日本の法律では規制されていません。
大麻草といっても種や抽出部位によってCBDやTHCの含有量が違います。
CBDの場合は日本の法律で規制されていない大麻草の完熟した種子や茎から成分を抽出し、THCを取り除いた原料を用いて製品化をしています。
原料や製品の輸入は日本の厚生労働省の指導のもと行われており、必要書類を提出しています。
第三者機関による成分分析を行っている企業もあります。
ストレスが多い現代社会
膨大な情報、大気汚染、食品添加物、満員電車、残業、人間関係など、現代社会にはストレスがあふれています。
ストレスは体に影響を与えて、うつ状態、胃痛、頭痛、不眠などの不調を招く原因といわれています。
生物にはストレスに対抗するシステムが備わっています。
一時的なストレスであれば体のシステムによって乗り越えることができ、適度なストレスはよい刺激になります。
しかし、ストレスがかかり続けるような状態が長期的に続いたり、大きなストレスがかかったりすると、体のシステムに乱れが生じることがあります。
体温、心拍数など人間の体は常に一定の状態に保たれていて、一定の状態に保とうとする働きのことをホメオスタシスといいます。
ホメオスタシスは、運動機能、食欲、睡眠、免疫などにもかかわっており、健康的に生活をするために重要な働きです。
不眠、食欲不振、うつ状態など何らかの不調を抱えているようなら、ホメオスタシスの働きがうまく機能していない可能性があります。
ホメオスタシスは加齢の影響も受けます。
老化は食い止めることができません。
そのため、運動習慣を作る、規則正しい食事をする、外から成分を補給するといったことが、ホメオスタシスの働きをよく保つために大切なことです。
ホメオスタシスとCBD
ホメオスタシスの機能を保つためには、適度な運動をする、リラックスを心がける、食事バランスに気を付けるといったことが大切ですが、運動をする時間を取れなかったり、リラックスしようと思ってもうまくできないことがあります。
そんな現代社会に生きる私たちをサポートしてくれる成分がCBDです。
CBDはリラックスしたいとき、リフレッシュしたいとき、忙しい毎日を送っているときなどにサポートしてくれる成分といわれています。
アスリートや海外セレブも注目しています。
ホメオスタシスは常に働いているシステムなので、出来れば毎日ケアを行っておきたいものです。
日本で購入できるCBD製品には、オイル、リキッド、サプリメントなどがありますが、これらはどれも日常的に摂取しやすい形となっています。
オイルであれば、そのまま舌に垂らして摂取をしたり、飲み物に混ぜて飲んだりすることができます。
リキッドはヴェポライザーを使用して吸引をします。
深く呼吸をすることも体のバランスを保ち、リラックスすることにつながります。
サプリメントは外出先に持ち運びやすく、出張や旅行が多い人にとって便利な製品です。
CBDを配合したチョコレートやグミなどの製品もあり、お菓子感覚で食べることができます。