髪がぱさつく、まとまりがない、ハリやコシの低下、このような髪の悩みを抱えていませんか。美しい髪に近づくために、さまざまな製品を使ってきた方もいると思います。
美しい髪をサポートしてくれる成分の一つがCBDです。CBDを配合したシャンプーやトリートメントが日本で販売されるようになりました。
ここでは、CBDとは何か、CBDを配合したシャンプーやトリートメントはどのようなものなのか紹介します。
CBDとは
CBDとは麻(ヘンプ)由来の成分です。麻には113種類ほどのカンナビノイド類が含まれていて、CBDはその中の一種です。麻にはTHC(テトラヒドロカンナビノール)というカンナビノイドの一種も含まれています。マリファナの主成分がこの成分です。THCは脳のCB1レセプターへの親和性が高く、幻覚や幻聴を引き起こします。しかし、CBDにCB1レセプターへの親和性がTHCよりも低く、精神作用はほとんど示しません。
CBDの研究が進められていて、嘔吐、高血圧、食欲不振などへの働きが期待されます。海外では健康食品や美容製品の他に、医薬品としても使用されています。
CBDシャンプー・トリートメントとは
CBDシャンプー・トリートメントとは、CBDを配合したシャンプーやトリートメントのことです。日本では海外に比べるとCBDになじみがありませんが、輸入製品が販売されるようになってきました。日本で販売されているCBD配合のシャンプーやトリートメントは、海外で製造されたものが多いようです。CBDは麻(ヘンプ)に含まれる成分です。ヘンプには必須脂肪酸のオメガ3とオメガ6、オメガ9などの脂肪酸が含まれています。また、ヘンプはスーパーフードでもあり、ビタミンやミネラルを豊富に含んでいます。とくに女性に不足しがちな鉄分と亜鉛の含有量が高いです。
CBDを配合したシャンプーやトリートメントは自然由来成分を配合していることも多くあります。シア脂、アルガンオイル、チャ葉エキス、精油などです。
シャンプーに使用される洗浄成分には、高級アルコール系、石けん系、アミノ酸系があります。高級アルコール系は洗浄力が高く、しっかりと汚れを落としてくれますが、頭皮や髪に必要な油分まで奪い取ってしまいます。石けん系は石けんカスがでたり、髪がきしんだりします。アミノ酸系は汚れを落としながらも必要な油分は残す優しい洗浄力です。自然由来成分にこだわっているCBDシャンプーだと、アミノ酸系洗浄成分を使っていることがあります。
できるだけ自然由来の成分を使用している、頭皮や髪の健康を考えた製品といえるでしょう。
CBDシャンプー・トリートメントに期待できる働き
自然由来には、ヘンプオイルやアルガンオイルなどの植物オイルが配合されていることがあります。これらのオイルには保湿力があり、髪に潤いを与えてツヤを生み出す働きが期待できます。潤いが与えらえることで、指どおりが滑らかな髪に近づくことでしょう。また、ある程度の潤いがあると髪がまとまりやすくなります。CBDをはじめとした植物成分は、髪にハリやコシを与えることも期待できます。普段のケアが健やかな髪へと導いていきます。
選び方
CBDシャンプーを選ぶときには、洗浄成分に着目してみましょう。シャンプーの洗浄成分には、高級アルコール系、石けん系、アミノ酸系があり、この中でおすすめはアミノ酸系です。頭皮の潤いを守りながら汚れを落としていきます。「アミノ酸系成分配合」と記載されていても、高級アルコール系洗浄成分も配合していることがあるので、成分をよく確認しましょう。アミノ酸系の洗浄成分は、ココイル○○、ラウロイル○○などと記載されています。高級アルコール系はラウリル硫酸、ラウレスリュ酸などと記載されています。
頭皮がデリケートな方は、香料、アルコール、着色料などを配合していないものがおすすめです。頭皮への刺激が不安な場合は、サンプルがあれば使ってみたり、旅行用の少量サイズのものを使ってみて、赤みやかゆみなどでないか確かめてみるとよいでしょう。
トリートメントはシリコンを配合しているものが珍しくありません。シリコンは悪者のように扱われることがありますが、指どおりを滑らかにする働きがあります。
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