CBDは規制されていないカンナビノイドという印象が強く、ある程度は安心して使用できるという認識の人が多いです。
実際、CBD製品を使用して捕まったとか、そういう話はほぼ聞きませんし、基本的には日本では合法という見方が強いです。
CBDが完全に合法であるという言い方は必ずしも適切ではないかもしれませんが、現状に即して言えば間違っているとは言い難いでしょう。
CBDの所持や使用が違法という扱いを受ける可能性はかなり低く、今後も一応考えづらい部分があるからです。
しかし、今後もCBDを同じように使用していけるのか?一切規制されないのか?に関しては、何とも言えない部分があります。
CBDのみならずTHCも名指しで使用などが禁止されている存在ではない
CBDが合法というイメージが世の中に広まっている理由としては、逮捕者に関するニュースなどをほぼ聞かないという点がまず大きいでしょう。
ただ、それ以外でもCBDを禁止している法律がないという点は大きいのではないか?と思われます。
これにより、CBDは所持や使用が認められている、法律的に安全な存在であるという認識になっている人が多いはずです。
しかし、これに関していえば注意点がと言え、実はTHCも名指しで禁止されている状況はありません。
THCは基本的に違法という扱いであり、実際にこれが含まれている製品を使用したときには捕まる可能性は非常に高いと言えます。
でも、大麻取締法などにおいて、THC自体を直接規制するような文面は特に見つからない状況です。
大麻取締法では、大麻の特定の部位から抽出される成分を禁止している状況であり、ここが実はポイントになります。
大麻にかかわる成分において、部位規制が日本では行われていることになりますが、これによるとCBDが絶対に規制対象にならない保証はありません。
特定の成分がどこから抽出されたか?の判断は実は難しい
THCは日本では一般的に違法という扱いではありますけど、これはTHC自体が違法なのではなく、禁止されている部位から抽出された可能性が高いという判断によるものです。
つまり、理屈で言えば、禁止されていない部位から抽出されたTHCなら合法ということになります。
でも、現実的には特定のTHCが禁止されていない部位から抽出されたことを客観的に証明するのは難しいです。
そのため、確率的に禁止されていない部位から抽出されたTHCはほぼ存在しないという判断のもと、THCはまとめて違法という扱いとなっています。
逆に言えば、CBDに関しては、確率的に禁止されている部位から抽出されたものではないという判断のもと、まとめて合法という扱いになっていると言えます。
ただ、仮に特定のCBDの抽出された場所が判明し、それが禁止されている部位からだとしたら、それは規制対象という言い方が可能です。
現実ではあまり考えづらいですけど、特定のCBD製品が違法視されてしまう可能性はゼロではないということです。
だから、CBDは絶対に大丈夫、捕まることはないと確実に言い切れる状況ではないため、そこは全員が知っておくべきでしょう。
CBDがこれから規制される可能性はある
CBDは現状においては規制されていないという言い方ができそうな気がしますが、今後も同様とは言えないでしょう。
大麻由来の成分が含まれている時点で、どうしてもリスクは少なからずあるわけで、国としても完全に野放しにはできないからです。
常にCBDの動向をうかがっている可能性があり、いつどのタイミングで国が大掛かりな規制を行うか?は分かりません。
規制されたからといって、CBDが完全に使えなくなるとは言えませんが、そうなる可能性もなくはないでしょう。
でも、CBDが国内で普及し、知名度を高めてから相当時間が経っているのに、大した規制もないということは、この先も大掛かりな規制はない可能性が高いかもしれません。
一応そういう期待を持つことは可能でしょうけど、常に規制される可能性は頭に入れておいた方がいいですし、CBDに関する情報は頻繁に調べておくべきです。
CBDは嗜好品の性格が強いため、国としては規制に踏み切りやすい面もあるでしょうから、一瞬で状況が変わる想定はしておいてほしいと思います。
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