CBDオイルは料理に使えるのか?注意点含め解説


CBDとは、麻に含まれる成分の一種です。

麻の実(ヘンプシード)はヘンプオイルなどが料理に使われているので、CBDオイルも料理に使えるのではないかと考えたことがありませんか。

CBDオイルの説明書きには「料理に使用する」「料理に使用できる」とは記載されていませんが、料理に使うことはできるのでしょうか。


CBDを使っている飲食店

海外にはCBDを使用しているカフェがあり、日本でも数は少ないですがCBDを使って料理を提供しているカフェがあります。

こういった例からも、CBDは料理に加えることができるといえそうです。

CBDは麻から抽出される成分なので、麻製品関連でヘンプシードやヘンプオイルも料理に使われていることがあります。


加熱温度に注意する

CBDを料理に使うときには、いくつか注意したいことがあります。

CBD製品にリキッドがあります。

CBDリキッドは、電子タバコを使って蒸気にして吸引するものです。

蒸気化したCBDを吸引することで、肺から成分が吸収されることが期待できます。

蒸気化して吸引できるということは、加熱をすればCBDは蒸気になってしまうということです。

電子タバコを使えば蒸気になったものを吸引できますが、調理中に蒸気になってしまうと、料理の中に含まれるCBDが減ることになります。

CBDが蒸気になる温度は160℃~180℃、燃焼しはじめる温度は220℃~230℃です。

一気圧では水は100℃以上にならず、160℃以上になる調理方法とは揚げる、焼くなどです。

摂取できるCBDを減らさないように、料理の温度に気をつけましょう。


オイルと一緒に摂取する

CBDは脂溶性成分で、オイルと一緒に摂取することで吸収率が高まることが期待できます。

CBDオイルは、もともとオイルを使っている製品ですが、食事にも油分を含むものを加えるとよいでしょう。

ただし、トランス脂肪酸の摂取はおすすめできません。

トランス脂肪酸は、反芻動物の肉や乳などにも含まれていますが、天然のものではほとんど存在していないもので、過剰に摂取をすると心疾患のリスクが高まるといわれています。

トランス脂肪酸は、マーガリンやショートニング、それらを使った食品に含まれています。


少量から摂取しはじめる

より高い効果を得ようと、たくさんの量のCBDを摂取したくなるかもしれませんが、はじめてCBDを利用する方は少ない量から摂取しはじめるようにしましょう。

CBDは忍容性が高い成分で1日1500mg程度までの摂取なら問題ないといわれていますが、人によっては少量でも頭痛や吐き気などがでることがあります。

一度に大量に摂取をして体調を悪くしてしまう恐れがあるし、少量でも十分なのに大量に料理に使ってしまうと、CBDがもったいないです。

体質は人それぞれ違うので、自分にあった量を見つけて使ってみてください。


保管方法に気を付ける

オイルは酸化しやすい性質があるので、保管方法に注意が必要です。

CBDオイルには、ヘンプオイルやMCTオイルが使用されています。

ヘンプオイルにはオメガ3系脂肪酸が多く含まれており、オメガ3系脂肪酸は酸化しやすい油です。

MCTオイルは比較的安定していますが、保管方法に気をつけないと酸化が進みます。

CBDオイルは茶色い瓶に入っていることが多くありますが、この瓶は遮光瓶で光を遮られるようになっています。

CBDオイルは、高温多湿、直射日光を避けて保管しましょう。


1日の摂取量を考える

料理にCBDを加えて、それ以外にもCBDを摂取していると、1日のCBD摂取量が多くなってしまいます。

たとえば、料理にCBDオイルを加えていて、普段CBDリキッドを吸引していて、寝る前にCBDオイルを摂取しているなどは、過剰摂取による影響が心配されます。

適切な摂取量は人によって違うので、1日何mgが適切なのかを説明することはできませんが、過剰摂取には気をつけましょう。

少ない量からはじめて、体調をみながら少しずつ増やしていくことで、自分にあった量を見つけることができます。

オイルだと1滴ずつ量を調整しやすく、細かく調整しながら自分にあった量を見つけることができます。

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