プロテインには、カゼイン、ホエイ、ソイなどさまざまな種類がありますが、ヘンププロテインを知っていますか。
ヘンププロテインは、カゼインやホエイなどとは違う特徴を持っています。
では、ヘンププロテインとはどのようなものなのか見ていきましょう。
ヘンププロテインとは?
ヘンププロテインとは、麻の実(ヘンプシード)をコールドプレス製法で圧搾をした後の脱脂した実のことです。
フレーク状やパウダー状に加工されますが、パウダー状のものが多くで回っています。
ヘンプは麻科の植物なので、ヘンププロテインは植物性のタンパク質です。
ベジタリアンでも乳製品にアレルギーがある方でも摂取できます。
ヘンプシードはアミノ酸が豊富で、人間が体内で作り出すことができない必須脂アミノ酸9種類すべてを含有しています。
必須アミノ酸の中のトリプトファンの含有量がやや少ないのですが、トリプトファンが多い豆乳や牛乳などと組みあわせれば、アミノ酸バランスがよくなります。
その他には、鉄分、亜鉛、マグネシウムなどの栄養素を豊富に含有しています。
これらはどれも現代人が不足しやすい栄養素です。
脱脂したヘンプシードをそのままパウダーやフレーク状にしたものには、食物繊維も多く含まれています。
食物繊維は、カゼインプロテインやホエイプロテインには含まれていない成分です。
ヘンププロテインのメリット
さまざまな種類のプロテインがありますが、ヘンププロテインを取り入れることには、どのようなメリットがあるのでしょうか。
乳製品アレルギーがある人でも摂れる
カゼインプロテインやホエイプロテインは、乳製品にアレルギーがある方は摂取できません。
食物アレルギーの原因となる物質は、食物に含まれるタンパク質なので、牛乳に含まれるタンパク質であるカゼインやホエイを摂取できないのです。
ヘンププロテインは植物性プロテインで、カゼインもホエイも含んでいないので、味付けなどのために乳成分を加えていない製品であれば、乳製品にアレルギーがある方でも摂取できます。
食物繊維を摂れる
食物繊維には、便のかさを増やして腸を刺激し、蠕動運動を促す働きがあります。
お腹をすっきりさせるために大切な成分です。
1日の食物繊維摂取目標量は、成人男性20g以上、成人女性18g以上ですが、15g程度しか摂取できていないのが現状です。
ヘンププロテイン100gあたりには食物繊維が18gほど含まれているので、不足しがちな食物繊維を補えます。
いろいろなアレンジができる
ヘンププロテインは水やジュースなどに溶かして摂取することはもちろん、お菓子や料理にも活用できます。
いろいろな摂り方ができると、飽きずに摂取し続けられることでしょう。
トランス脂肪酸ゼロ
トランス脂肪酸は、自然界にはほとんど存在しない脂肪酸です。
牛や羊などの反芻動物の肉や乳、その加工品にトランス脂肪酸が含まれていますが、現在私たちが摂取しているトランス脂肪酸の主な摂取源となっているのは、人間が加工して作りだしたものです。
トランス脂肪酸の摂りすぎは、心疾患のリスクを高めるといわれています。
低温製法で圧搾されたヘンププロテインなら、トランス脂肪酸がゼロです。
ヘンププロテインの摂り方
水に溶かす
ヘンププロテインの味を感じやすい摂取方法です。
ダマにならないように溶かすことが、おいしく飲むためのポイントです。
豆乳に溶かす
豆乳にヘンププロテインを溶かせば、ヘンププロテインに少ないトリプトファンをプラスすることができます。
また、大豆は畑の肉といわれているタンパク質が多い食品なので、ヘンププロテインと組みあわせればさらに多くのタンパク質を摂取できます。
甘酒に加える
甘味が欲しいときには甘酒に加えることがおすすめです。
甘酒は飲む点滴といわれていて、ビタミンB群やアミノ酸などを含んでいます。
チョコレートに加える
手作りチョコレートに加えると甘味があって摂取しやすくなります。
トリュフチョコレートとの相性がよいです。
ケーキに加える
ホットケーキやパウンドケーキなど手作りするときに加えても、違和感なく摂取できます。
ヘンププロテインはグルテンフリーな食品で、米粉を使えばグルテンフリーなお菓子になります。
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