ヘンプシードとはなにか。良い点や食べ方について解説


スーパーフードとして注目されている「ヘンプシード」。

健康に興味がある方なら、一度は名前を聞いたことがあるのではないでしょうか。

しかし、名前は知っていてもどういったものなのか具体的によくわからないという方もいると思います。

では、ヘンプシードとはどのようなものなのでしょうか。


ヘンプシードとは

ヘンプとは麻のことで、ヘンプシードは麻の実のことです。

麻はアサ科アサ属の植物をいいます。生育が素早く、90日ほどで収穫が可能となります。

成長をすると植物の丈は3~4mにもなります。

麻は古くから人間の生活に浸透をしており、食用、衣類、建材、紙、神事などに用いられてきました。

ヘンプシードは硬い殻に覆われているため、食用にする際には殻を取り除きます。

そのまま食べるとナッツのような味がします。

また、ヘンプシードからは油をとることができ、ヘンプオイルと呼ばれています。

食用以外にも、印刷インク、化粧品、溶剤、油性塗料などにも用いられています。


ヘンプシードはスーパーフード

スーパーフードとは、栄養バランスに優れている食品や、何かの成分が突出して多い食品のことをいいます。

ヘンプシードは栄養バランスに優れた食品で、亜鉛、鉄分、マグネシウム、タンパク質、必須脂肪酸などを含んでいます。

鉄分は女性に不足しがちな栄養素です。生理がある女性は毎月鉄分を失っており、貧血の方が少なくありません。

マグネシウムは体内の300種類もの酵素の働きにかかわっています。

骨の健康を保つためにも大切です。

現代の日本人は、必須脂肪酸のオメガ6を過剰に摂取しており、必須脂肪酸のオメガ3は不足傾向だといわれています。

オメガ6とオメガ3はバランスが大切です。

オメガ3は魚に多く含まれています。

ヘンプシードには、オメガ3が特に豊富に含まれており、魚が苦手な方のオメガ3摂取源にもなります。


便秘解消にも

ヘンプシードには、便秘の予防・解消に役立つ食物繊維とマグネシウムが含まれています。

食物繊維には不溶性と水溶性があり、ヘンプシードにはどちらも含まれています。

不溶性食物繊維は水に溶けにくい性質があり、腸内で水分を含んで膨張し、腸を刺激して腸の動きを促します。

水溶性食物繊維は水に溶けやすい性質があり、糖や脂肪の吸収を抑制します。

また、腸内の善玉菌のエサにもなります。

マグネシウムには、便に水分を引き込んで柔らかくする働きがあります。

便に水分が引き込まれることで便が膨張し、膨張した便によって腸が刺激されます。


ヘンプシードの食べ方

ヘンプシードはナッツのようなクセのない味で食事に取り入れやすい食品です。

では、どのような料理に取り入れることができるのでしょうか。


サラダ

殻を取り除いたヘンプシードはそのまま食べることができます。

サラダに振りかけるだけで、いつものサラダにサクサクとした食感を加えられます。


和風のおかず

きんぴらごぼうやひじきの煮物などの和風のおかずとも相性がよいです。

すり鉢ですりつぶして、ほうれん草や小松菜などと和えてもおいしいです。

ゴマのような感覚で食事に取り入れられます。


スムージー

スムージーに振りかけると食感のアクセントになります。

スムージーを作る際にヘンプシードを加えてジュースにすると、スムージーにコクがプラスされます。


スイーツにプラス

手作りクッキー、パンケーキ、チョコレートなどにプラスすると、スイーツの栄養価がアップします。

クセがないのスイーツの味を邪魔しません。

既製品のアイスに振りかけたり、ヨーグルトに加えたりするだけでも、おいしくヘンプシードを摂取できます。


ご飯

ふりかけのようにご飯にかける、おにぎりに加えるといった取り入れ方もできます。


ヘンプシードの摂取量に決まりはありませんが、大さじ1杯(30g)程度までを目安にするとよいでしょう。

スーパーフードはたくさん食べるほどに体によさそうですが、食事全体のバランスを考えることが重要です。

開封したヘンプシードは、冷蔵庫や冷凍庫で保存をします。

高温多湿を避けて保存をしてください。

冷蔵庫なら2か月程度、冷凍庫なら3か月程度よい状態を保つことができます。

開封後はなるべく早く食べ切りましょう。

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