ハリウッド女優も注目し、美容面での働きも期待されているCBD。
肌に使用するCBD製品としてはCBDバームとCBDクリームがあります。
どちらも肌に塗るという点では同じなのですが、CBDバームとCBDクリームの違いは知っていますか。
CBDバームとCBDクリームは違います。
違いを知ってそれぞれの特徴を活かした使い方をしてみましょう。
では、どんな点が違うのでしょうか。
CBDバームとは
バームとは主に美容液成分で構成されており、水分はほとんどあるいはまったく含んでいない、オイルが固形化された軟膏、あるいはバターのようになっている化粧品のことです。
植物の油脂の多くは常温では液体で、肌にバームを塗ると体温でとろけていきます。
常温では固形になっているバームで使いにくそうに感じますが、手に取って温めるととろけて肌に伸ばしやすくなります。
バームといっても、クレンジングバーム、アイバーム、リップバーム、フェイシャルバーム、ボディバームなどさまざまなタイプがあります。
クレンジングバームはメイクを落とすためのバームです。
肌にのせるととろけて、メイク汚れとなじんでいきます。
アイバームは、バーム状のアイシャドーまたは目元用のスキンケア化粧品です。
目元周りは乾燥しやすい部位ですが、アイバームはオイルの保湿力で乾燥から守ります。
リップバームは唇に塗るものです。デリケートな唇のことを考えて成分が配合されているものが多くあります。
フェ―シャルバームは顔用のバームです。
ボディーバームは体用のバームです。
CBDバームとは、美容オイルにCBDを加えて固形化した軟膏またはバターのようにした化粧品のことです。
CBDは麻に含まれるカンナビジオールという成分のことです。
医療分野での研究が進められており、研究の中で美容面への働きも発見されてきました。
私たちの体は常に一定の状態に保たれています。
恒常性にかかわるシステムが、エンカンナビノイドシステム(ESC)です。
ESCは加齢や生活習慣によって機能が衰えてきてしまいますが、CBDはその機能のサポートをするといわれています。
CBDクリームとは
クリームは主に水分と油分で構成されています。
水分と油分は本来混ざり合わないものですが、乳化という工程によって混ぜ合わせています。
乳化させるためには、合成界面活性剤やレシチンなど天然の乳化剤を使用します。
常温では固形または半固形状です。
固形のものでも手のひらに取り温めると流動性が高まります。
クリームといっても、リップクリーム、フェイシャルクリーム、ボディークリーム、ハンドクリームなどがあります。
リップクリームは唇に塗るためのものです。
唇は皮脂腺がないため乾燥しやすいので、リップクリームは保湿成分が中心に配合されているものが多くあります。
フェイシャルクリームは顔に塗るものです。
保湿、シミ対策、シワ対策など、さまざまな用途のものがあります。
ボディクリームは体に塗るものです。
ハンドクリームは手に塗るもので、持ち運びしやすいように小さなサイズの容器に入っているものが多くあります。
CBDクリームは、水分と油分で構成されているクリームにCBDを加えたものです。
CBD以外にも植物成分など加えられていることがあります。
CBDバームとCBDクリームの違いとは
CBDバームとCBDクリームには、いくつかの点で違いがあります。
水分を含んでいるか
CBDバームは、まったくあるいはほとんど水分を含んでいません。
CBDクリームは水分が含まれています。
柔らかさ
CBDバームは固形化された軟膏またはバターのような状態でクリームに比べると固さがあります。
CBDクリームはバームに比べると柔らかいです。
容器に入っているときは固くても、どちらも温めると柔らかくなります。
美容成分
CBDバームは美容オイルが主な成分です。
油脂で構成されているので、水溶性の美容成分は配合しにくいです。
CBDクリームは脂溶性の成分も水溶性の成分も配合することができます。
混ざりにくい水分と油分は乳化をして混ぜます。
使用感
CBDバームはオイルが主体なので、製品によってはべたっとします。
しかし、使用感は製品によって違い、べたつきが抑えられているものもあります。
CBDクリームも使用感は製品によってさまざまで、べたつきやすいものやさっぱりしたものがあります。
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