健康面だけでなく美容面でも注目を集めているCBD。
CBDクリームが日本でも手に入れられるようになり、今後人気が高まっていきそうです。
そもそもどうして、CBDクリームに人気があるのでしょうか。
人気の秘密やCBDクリームの選び方を紹介します。
CBDクリームとは
CBDはカンナビジオールの略で、大麻草に含まれるカンナビノイドの一種です。
医療や科学の分野で研究が進められており、これまで多数の論文が発表されています。
大麻草というとマリファナを思い浮かべるかもしれませんが、マリファナの主成分となっているのはTHCです。
THCは向精神作用があり、日本の法律では規制されています。
一方、CBDは向精神作用はなく、日本の法律では規制されていない成分です。
THCは大麻草の花穂や葉などに多く含まれていますが、日本の法律では大麻草の花穂や葉を規制しているため、CBDは大麻草の成熟した種子や茎から抽出をしています。
大麻草から抽出した成分からTHCを取り除き、製品に加工されています。
製品は第三者機関によって検査されていることが多く、THC含有量が0.0%であることを確かめています。
このようなCBDを配合しているクリームがCBDクリームです。
CBDクリームは植物性原料を主に使用しており、ホホバオイル、シアバター、ヘンプオイルなどの植物性油脂がベースになっています。
CBDクリームが人気の秘密
乾燥を防ぐ
CBDクリームは保湿力が高いホホバオイルやシアバターなどの油脂を配合しているため、乾燥を防ぐ働きが期待できます。
肌が乾燥をすると外部刺激から守っているバリア機能が低下をします。
バリア機能の低下によって紫外線や花粉などの外部刺激の影響を受けやすくなってしまい、肌トラブルの原因になります。
バリア機能の低下により肌内部の水分が逃げやすい状態になっているので、ますます肌が乾燥してしまいます。
そして、肌の生まれ変わり(ターンオーバー)が滞り、くすみの原因にもなります。
乾燥を防ぐことはキメが整った明るい肌に近づくために大切なことです。
無添加で作られている
CBDクリームの多くは、パラベン、合成香料、合成着色料、紫外線吸収剤など肌への刺激が心配される成分が使われていません。
肌が弱い人は、化粧品に配合されている成分に気を使っていると思います。
肌にあうものがなかなか見つからず、悩んでいる人もいることでしょう。
CBDクリームは無添加のものが多いので、肌が弱い方にも優しい製品だといえそうです。
CBDの働きが期待できる
CBDはカンナビノイドの受容体に働きかけ、エンカンナビノイドの働きをサポートするといわれています。
受容体は体内だけでなく皮膚にも存在しており、皮膚にCBDを塗ることでもCBDの働きが期待できます。
皮膚の再生を促進するという報告もあります。
CBDクリームの選び方
さまざまなメーカーからCBDクリームが発売されており、CBDの人気が窺えます。
さまざまな製品があると、どれを選んだらいいのか迷ってしまうことでしょう。
CBDクリームを選ぶときには、いくつかポイントがあります。
目的にあわせて選ぶ
CBDクリームといっても、運動後のケア用、香りを楽しめるもの、保湿が目的のものなど、さまざまなタイプがあります。
運動後の皮膚や筋肉のケアに使うなら、鎮静作用のある成分を配合しているものを選ぶとよいでしょう。
香りを楽しみたいなら、天然精油を配合しているものがおすすめです。
保湿が目的なら、ホホバオイルやシアバターなど保湿力が高い成分を配合しているものを選びましょう。
内容量
たっぷりとした内容量だと全身に使いやすいです。
内容量が少ないものは、リップ、ハンドクリームなど部分的に使うことに適しています。
また、内容量が小さいものは持ち運びがしやすく、外出先で使いたいときに適しています。
配合している成分
アルコール、パラベン、合成香料、合成着色料、鉱物油、紫外線吸収剤などの配合の有無を確かめましょう。
特に肌が弱い方はこういった成分に対して肌が敏感に反応してしまうことがあるので、成分をよく確かめて購入するようにしてください。
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