CBDは本当に子供に与えて良いのか。安全な摂取量は?


CBDを子供にも摂取させたいという方もいます。

しかしその場合、大人と子供では体の大きさも体質も違うため、子供に与えても問題ないのか不安があります。

今回はCBDを子供に与えても安全なのか、子供にとっての安全な摂取量はどれくらいなのか、などについて解説をしていきます。


大人が注目するCBD

CBDは主に大人が注目をしている成分です。

現代はストレス社会といわれており、残業、人間関係、健康、家庭など、さまざまなストレス要因があふれています。

適度なストレスであれば体によい刺激となりますが、過度なストレスは心身の不調の原因になります。

CBDはストレスの軽減やリラックスのために役立つ成分だといわれており、これまでには数々の研究報告がされてきました。

CBD製品は海外セレブやアスリートも利用しているといわれており、日本でも製品を手に入れることができます。

日本で手に入れることができるCBD製品は、オイル、リキッド、サプリメント、グミやチョコレートなどです。

どれも手軽に口にできるものばかりです。

CBDクリームやCBDバームなど、肌に塗るタイプのCBD製品もあります。

これらは主に大人が利用をしていて、大人が利用することを想定して作られているようです。


CBDの子供へ働きに関する研究は不十分

CBDを摂取している方の中には、寝つきがよくなった、リラックス感があるなどを経験されている方がいます。

自信がポジティブな変化を体験していると、子供にも与えたいと考えることがあるでしょう。

しかし、子供がCBDを摂取した場合についての研究は不十分で、どのような影響があるのかはっきりとはわかっていません。

これまで行われてきた研究は主にマウスやラットを使用しており、ヒト試験も行われていますが大人を対象にしています。

そのため、子供が摂取しても安全だとは言い切れません。


CBD製品の何が危険?

CBDは大麻草に含まれるカンナビノイドの一種です。

大麻草にはTHCという成分も含まれており、これはマリファナの主成分となっています。

THCは精神錯乱、幻覚、幻聴などを引き起こす作用があり、日本の法律では規制されています。

一方、CBDはTHCのような作用はありません。

日本の法律では規制されておらず、日本でCBDを配合した製品を手に入れることができます。

CBDはWHOが安全性を認めている成分ですが、CBD製品に含まれている他の成分が危険な可能性があります。

日本で販売されている製品はTHCが0.0%であることを確認しているものがほとんどですが、THCを含む製品が違法に輸入されているものが出回っている可能性は否定できません。

また、大麻草の栽培の段階で農薬などを使用し、重金属が混入している危険もあります。

子供は大人に比べて体が小さく、大人よりも少ない量でも体に影響を与えてしまいます。

大人が摂取して安全だからといって、子供も摂取して安全だとは限らないのです。


子供に対してのCBD適正量は?

子供にCBDを与える場合は自己責任です。

摂取をするリスクがあることを覚えておきましょう。

大人がCBDをはじめて摂取する場合には、1日5~10mgていどから始めるとよいといわれています。

忍容性が高い成分で1日1500mgまでなら安全といわれていますが、人によっては少ない量でも頭痛や吐き気などが出ることがあるので、少ない量から摂取するようにしましょう。

子供の場合は大人よりも少ない量から始めるようにします。

様子を見ながら与えるようにしてください。

もしも体調が悪くなったりしたようなら、すぐに摂取を中止して、かかりつけの医師に相談をしましょう。

また、現在持病があったり、服用をしていたりするようなら、必ず医師に相談をします。薬との相互作用でCBDを摂取できない場合があるので注意をしてください。

また、子供に与えるCBD製品は大人以上に製品の選び方に慎重になる必要があります。

THCは混入していないか。

第三者機関の検査を受けているか、オーガニック成分を使用しているかなどを確認しましょう。

製品情報をしっかりと確保することが、安全に摂取するために大切なことの一つです。


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