CBDはオイルやサプリメントなどで体の内側に摂取するイメージがありますが、CBDを配合したクリームもあり、外からのケアもできます。
CBDクリームの選び方や使い方に間違いがある人もいるようですが、間違いがあると期待するような働きは得られなくなってしまう可能性があります。
ここでは、CBDクリームに関する間違いについて紹介します。
CBDクリームとは
CBDとはカンナビジオール(Cannabidiol)の略で、麻に含まれるカンナビノイドの一種です。
麻の品種などによっては抽出した成分の中で40%ほどを占めることもあります。
CBDは注目されている成分で研究が進められており、これまでに数多くの論文が発表されています。
麻というとマリファナを連想して危険な印象を持つかもしれませんが、CBDはWHOが安全性を認めている成分です。
麻にはTHCという成分も含まれていて、THCは日本の法律で規制されていますが、CBDは日本の法律では規制されていません。
原料は海外から輸入をしており、輸入に際しては日本の厚生労働省の指導のものと必要書類を提出しています。
CBDクリームは、このような麻から抽出をしたCBDを配合しているクリームのことです。
クリームには主に植物性の油脂が配合されています。
よく配合されるものは、ヘンプオイル、シアバター、ホホバオイルなどです。
これらの成分は保湿作用があり、一般的なクリームにも配合されることがあります。
その他にもローズマリーエキス、アロエベラエキスなどの植物成分を配合することもあります。
CBDクリームの間違い1 クリームだけで保湿される
CBDクリームにはホホバオイルやシアバターなど保湿力が高い成分が配合されているので、これを塗るだけで肌が潤うと思ってしまいがちです。
しかし、クリームを塗って潤っていると感じられるのは肌の外側だけです。
肌をよい状態に保つためには、肌の水分と油分のバランスを保つことが重要です。
CBDクリームは主に油脂でできていて、肌に塗っても油分しか与えることができません。
配合されている油脂は肌の外側にとどまりやすく、肌の外側にだけしか潤いを与えていないことになります。
水分と油分のバランスを整えるためには、化粧水を使用するとよいでしょう。
化粧水でのケアが面倒で省きたくなるかもしれませんが、化粧水は水分を与えてくれたり、次に使う化粧品の通り道を作ってくれたりします。
CBDクリームを塗ってから化粧水を使用すると、クリームの油分によって水分が弾かれてしまうので、化粧水を使ってからCBDクリームでケアをするようにします。
CBDクリームの間違い2 化粧水だけのケアでいい
化粧水でしっかり潤いを与えているからCBDクリームは要らないと考えてしまっていませんか。
クリームはべたつくので、さっぱりする化粧水だけでスキンケアを終わらせている方もいることでしょう。
しかし、化粧水だけでなくクリームも使用した方がよい場合があります。
化粧水とクリームでは働きが違います。
化粧水は水分が多く、主に水分や水溶性の美容成分を与えるものです。
クリームは油分が多く、主に油分によって与えた潤いを守る働きがあります。
化粧水だけでスキンケアを終わらせてしまうと、与えた水分が蒸発して逃げてしまいます。
そのため、化粧水を使った後にはクリームの油分でフタをします。
また、年齢を重ねると皮脂分泌量が少なくなり、皮脂の不足で肌が乾燥しやすくなります。
年齢を重ねて肌が乾燥するようになったら、クリームで適度に油分を補ってあげるとよいでしょう。
CBDクリームの間違い3 すり込むように使うのがよい
CBDクリームの成分を肌の奥に浸透させるために、すり込むように使いたくなるかもしれませんが、この使い方はおすすめできません。
肌には外部刺激から守ったり、肌内部の水分蒸発を防ぐ役割をしているバリア機能が備わっています。
CBDクリームをすり込むように使うと摩擦で肌のバリア機能が低下をしてしまいます。
肌のバリア機能が低下をしてしまうと、外部刺激に弱くなったり、肌が乾燥しやすくなったりします。
CBDクリームを塗るときには、強くこすらないようにしましょう。
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