アンチエイジングには、抗加齢という意味があります。
年齢を重ねるとシミやシワが増えたり、筋力が衰えたり、眼の機能が衰えたりしてきます。
加齢減少を食い止めたい、そう考えている方は少なくないことでしょう。
若返りの薬と注目されているものがNMNです。
では、なぜNMNが若返りの薬といわれるのでしょうか。
NMNとは
NMNとはニコチンアミドモノヌクレチドのことです。
あらゆる生物の細胞内に存在をしていて、野菜、母乳、牛乳、牛肉など、普段人間が口にしているものにも存在しています。
人間の体内にも存在をしており、体内で自然に生成されるのですが、加齢に伴い減少をしていきます。
ワシントン大学とハーバード大学の研究がNHLスペシャル「ネクストワールド 私たちの未来」で放送されたことで、日本で注目されるようになってきました。
若返りに働く理由
老化のコントロールをしているものがサーチュインです。
サーチュインは細菌から哺乳類までさまざまな生物内に存在しているタンパク質で、サーチュイン遺伝子の活性化によって合成されます。
サーチュイン遺伝子は、長寿遺伝子、抗老化遺伝子とも呼ばれています。
サーチュインを活性化させるものがNADです。
NADは組織や内臓などの細胞内に存在をしており、エネルギーを作る際に使われます。
NADを合成する能力は加齢とともに低下をします。
それに伴い、さまざまな体内機能が衰えてきます。
体内の機能が衰えることで、さまざまな疾患が引き起こされることもわかってきました。
それならば、NADを補うことで老化を遅らせることができそうです。
しかし、NADを口から摂取しても細胞内に取り込まれることはありません。
NADを活性化させられる方法としてわかっているのは絶食です。
そこで注目されたものがNMNです。
NMNはNADの中間産物で、中間産物を与えればアンチエイジング効果が期待できるのではないかと、研究者は考えたのです。
マウスにNMNを1年間投与したところ抗加齢作用を示すことが、ワシントン大学の今井教授の実験で確かめられています。
NMNの経口投与でNADに変換
マウスを使った実験では、100mg/kg/日と300mg/kg/日の2つの用量を健康なマウスに1年間経口投与をさせ続けました。
マウスが飲む水にNMNを溶かしこんでいます。
マウスがNMNを溶かした水を飲むと、約2分後には血中にNMNがではじめ、その後に血中NMN濃度が上昇をし、5~10分後にはピークに達し、15分後ほどで血液中から消えます。
NMNが血液中から消えるのと呼応して、肝臓でのNAD合成が増えます。
マウスは加齢に伴い体重が増加をします。
NMNを含まない水を飲んでいたマウスと含む水を飲んでいたマウスを比較すると、100mg/kg/日で4%、300mg/kg/日で9%の体重減少がみられました。
代謝について調べてみると酸素消費量が高まっていることがわかりました。
脂肪酸がエネルギーとして使われているのか、血糖がエネルギーとして使われているのか調べたところ、どうやら脂肪酸がエネルギーとして使われているようです。
NMNを17か月投与したマウスは、NMNを投与していない11か月のマウスと比べて、酸素消費量がほとんど変わらないと報告されています。
NMNを投与していたマウスは、若い状態が保たれていたのです。
野菜や果物に多い
アンチエイジングによいと聞くと、NMNを摂取したくなるのではないでしょうか。
NMNはあらゆる生物の細胞内に存在しており、普段口にする食べものにも含まれています。
手に入りやすい食品でNMNが多いものは、野菜と果物です。
特に種のような芽のために栄養をためこんでいる部分に多いと考えられています。
アボカドや枝豆は比較的多く含まれていることが、これまでには調べられています。
逆に牛肉やシーフードなどは少ないです。
野菜や果物にはフィトケミカルという成分も含まれていて、これらもアンチエイジングをサポートすると注目されています。
老化の原因である活性酸素に対抗する力を持っていて、活性酸素によるダメージを押さえてくれることが期待できます。
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