NMNは若返りの薬といわれている成分です。
飲み水にMNMを加えたものをマウスに与えたところ、抗加齢作用が確認されました。
この試験では経口投与をしていますが、肌に塗っても効果が期待できそうです。
ここでは、NMN配合の化粧品について解説をします。
NMNが若返りの薬といわれる理由
NMNとは、ニコチンアミド・モノヌクレオチドのことです。
あらゆる生物の細胞内に存在をしています。
若返りの鍵となる物質がNADです。
老化現象をコントロールしているものがサーチュインで、NADにはサーチュインを活性化させる働きがあります。
ちなみに、サーチュインとはサーチュイン遺伝子の活性化によって発現する酵素のことで、生物の体内に存在しています。
人間の体内には7種類のサーチュインが存在していますが、通常は休眠をしているので、起動させて活性化させる必要があります。
NADには、その起動の役割があります。
ところが、絶食や運動によってNADを増やすことはできても、口から摂取して細胞内に取り込むことはできません。
NADが減少することがさまざまな体の機能の衰えにかかわっていることがわかってきています。
そこで登場するものがNMNです。
NMNはNADの中間産物です。マウスにNMNを投与すると血中NMN濃度が上昇し、その後に肝臓でのNAD量が増えることが確認されています。
1年間NMNを投与したマウスでは酸素消費量が高まっていました。
人間と同じようにマウスも年を取ると代謝が落ちますが、NMNを投与した17か月齢マウスはNMNを投与されていない11か月齢マウスと酸素消費量があまり変わっていないことが試験で確認されています。
NMNを投与したマウスは6か月若い状態だったのです。
NMNの摂取によってNADが増え、サーチュインが活性化させることで老化が抑制されることが期待されています。
NMN化粧品とは
NMN化粧品とは、NMNを配合している化粧品のことです。
化粧水、美容液、クリームなどの商品があります。
NMNを角層に塗布するとNMN量が増加することが大学や民間の研究機関から報告されています。
NMNやNADを増加させて、エネルギー供給源を活性化し、天然保湿因子の生成を促すことが期待されています。
滑らかでキメの整った肌に近づくためには、肌が潤っていることが重要です。
肌にはもともと、皮脂、天然保湿因子、細胞間脂質といった乾燥から守る物質が存在しています。
ところが、これらの物質は加齢や間違ったスキンケア、不規則な生活などで減少をしてしまいます。
その結果、シワ、ニキビ、肌荒れ、くすみなどの肌悩みを招くことに。
肌の状態を整えるためには、加齢などによって減少してしまう天然保湿因子や細胞間脂質の生成を促すことがポイントになります。
NMN化粧品の選び方
NMNの働きを期待するなら濃度が重要です。
どのくらい濃度が理想なのかはっきりしていませんが、配合濃度が低すぎれば働きは期待できないことでしょう。
製品のパッケージをよく読んでNMN濃度を確認してください。
NMN濃度が記載されていない場合は、原料から判断をします。
化粧品に記載されている原料は、配合量が多い順に記載されています。
原料名の最初の方にNMNが記載されていてば、配合量が多いことが期待できます。
逆に原料名の後ろの方に記載されている場合は、配合量が少ない可能性があります。
原料名には「NMN」ではなく「ニコチンアミド・モノヌクレオチド」と記載されていることがあります。
化粧品を選ぶときにはNMN以外の成分にも着目してみましょう。
肌によさそうな成分が配合されていても、肌にダメージを与える成分が同時に配合されていては、肌によい成分の力を十分に感じることができません。
アルコール、パラベン、香料、着色料などはできれば肌に与えたくない成分なので、こういったものが配合されていないものがおすすめです。
価格も重要です。
NMNを経口投与するマウスの試験では1年間投与をし続けました。
化粧品の場合も長期的に使い続けないと変化は期待できないと考えられるので、長期的に使い続けられる価格のものを選ぶとよいでしょう。
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