食品中には発がん性が心配される物質が含まれていることがあります。
普段知らずに発がん性が心配される物質を口にしていると思うと、心配になってしまうことでしょう。
とくに脂肪分は体に悪いイメージがあるので、発がん性について心配がないか気になるところです。
健康面で注目されているMCTオイルですが、発がん性について大丈夫なのでしょうか。
CBDオイルの基材として多くのCBD商品に利用されているので、CBDの効果だけでなくMCTオイルの安全性についても注意が必要です。
発がん性が指摘される物質
喫煙はがんとの関連が明確になっており、、口腔・鼻咽頭・副鼻腔・喉頭・肺・食道・胃・膵臓・大腸・肝臓・腎臓などは喫煙との関連が明確だと国際がん研究機関(IARC)が2012年に報告をしています。
タバコには、一酸化炭素・ニコチン・タールなど健康へ悪影響を与える成分が含まれています。
国際がん研究機関は、ヒトへの発がん性のある物質を「根拠の強さ」によって、グループ1、2A、2B、3、4に分類をしています。
グループ1はヒトへの発がん性が明確なもの、グループ2Aはおそらく発がん性があると考えられるもの、グループ2Bは発がん性が指摘されているもの、グループ3は動物実験では発がん性が指摘されていけれども、ヒトに対する発がん性はあるとは言えないものです。
グループ1に分類されるものには、紫外線、アスベスト、ベンゼン、カドミウム、タバコ、アルコール、ハムやベーコンなどの加工肉などが含まれています。
グループ2Aには、赤肉、紫外線、アクリルアミドなどおよそ80種類の物質が分類されています。
グループ2Bには、わらび、低周波地場、ガソリン、重油、アセトアルデヒドなど299種類ほどが分類されています。
これらの中にはアルコールやハム、ベーコンなどは普段口にするものが含まれています。
食品の発がん性について
普段口にする食べものの中には、「食品そのものが発がん性を有するもの」と「食品に含まれる物質が発がん性を有するもの」とがあります。
世界がん研究基金によると、明らかに発がん性が確認されている食品は少ないとしています。
しかし、国際がん研究機関(IARC)が発表している発がん性分類では、グループ1にアルコール、加工肉が、グループ2Aには赤肉が含まれています。
発がん性が心配される物質は、「少量でも発がんのリスクを高める」ものと「一定量を摂取しない限り発がんのリスクは高めない」ものとがあります。
毎日摂取しても健康への大きな影響を与えないことを考慮し、一日摂取許容量が求められ、市場に出回る製品は厳しいチェックを受けています。
そのため、基本的には少量を口にしたからといってすぐに発がんするものではないと考えられます。
MCTオイルは発がん性がある?
MCTオイルとは、中鎖脂肪酸100%のオイルです。
ココナッツオイルやパーム核油から中鎖脂肪酸だけを取り出しています。
健康への影響が心配されている脂肪酸がトランス脂肪酸です。
トランス脂肪酸は高温調理した油脂、マーガリン、ショートニング、これらを使用した食品に含まれています。
トランス脂肪酸は、悪玉コレステロールを増やし、動脈硬化のリスクを高めるといわれています。
海外ではトランス脂肪酸の使用を制限していることもあります。
MCTオイルは中鎖脂肪酸100%のオイルでトランス脂肪酸ではありません。
しかし、保存方法に注意が必要です。
MCTオイルの保存方法
保存方法に気をつけないとオイルが酸化をしてしまいます。
オイルが酸化をすると過酸化脂質という物質が増え、過酸化脂質は動脈硬化のリスクを高めるといわれています。
MCTオイル開封後は空気に触れて酸化が進んでしまいます。
酸化を少しでも抑えるために、小さい瓶入りのものを購入し、できるだけ早く使い切ってしまうとよいでしょう。
保管場所にも注意が必要です。
どのようなオイルでもそうですが、オイルは光や熱によって酸化が進んでいきます。
エゴマ油やアマニ油などは酸化しやすいオイルなので開封後は冷蔵庫で保管することが望ましいですが、MCTオイルは常温で保存します。
光や熱を避けて保存をしましょう。
遮光瓶に入っているものなら光を遮ることができるので、遮光瓶入りのものを選ぶことが望ましいです。
加熱調理には使用しないでください。
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