ただのCBDじゃない!ナノ化させた水溶性CBDとは?


日本に出回っているCBD製品は、オイル、リキッド、カプセル、グミやチョコレートなどのお菓子が一般的です。

同じ主成分であるCBDに対し、技術の進歩により誕生したのが水溶性のCBDです。

では、これまでのCBDと水溶性CBDでは何が違うのでしょうか。


CBDとはどんな成分?

大麻草には少なくとも80種類のカンナビノイドが含まれており、その中の一種がCBDです。

大麻草には危険なイメージを持つかもしれませんが、CBDはWHOが安全性を認めており、世界アンチドーピング機構ではCBDを禁止薬物から除外しています。

危険なイメージのある成分は、大麻草に含まれているTHCです。

THCは脳内にあるCB1という受容体への親和性が高く、精神錯乱、幻覚、幻聴を引き起こす可能性があり、日本の法律では規制されています。

法律で規制されている成分なので、日本に輸入されるCBD製品にはTHCは含まれていません。

一方、CBDはTHCに比べるとCB1への親和性が低く、精神や神経に悪影響を与えることがないとされています。

日本の法律では規制されていません。


CBD製品の形態は?

日本で販売されているCBD製品には、主に5つのタイプがあります。


1・オイル

ヘンプオイル、ココナッツオイル、MCTオイルなどにCBDを加えたものです。

スポイトタイプの容器に入っており、舌に垂らして摂取をします。


2・リキッド

液体状になっているCBDを専用のヴェポライザーにセットをし、蒸気にして吸引をします。

ニコチンやタールなどは含まれていません。


3・カプセル

CBDをカプセルに閉じ込めた製品です。

オイルタイプのCBDをソフトカプセルに閉じ込めているものが多くあります。

CBDは苦味のある成分ですが、カプセルに閉じ込めることで苦味が気になりにくくなっています。


4・お菓子

チョコレートやグミなどのお菓子にCBDを配合したものです。

甘いお菓子と組みあわせることで、CBDの苦味が気になりにくくなっています。

また、他の人から見たら普通のお菓子なので職場などでも一目を気にせずに食べやすいです。


5・化粧品

クリーム、バーム、化粧水などにCBDを配合したものです。

皮膚の細胞にもCBDの受容体があります。


水溶性CBDとは

CBDは脂溶性の成分です。

オイルにCBDを混ぜているのも脂溶性だからです。

油と水は混ざりにくいので、脂溶性であるCBDを水に混ぜようとしてもうまく混ざりません。

水溶性CBDとは、本来脂溶性であるCBDを水溶性にしたものです。

特殊な技術によってCBDをナノ化させ、水に混ざりやすくされています。

水溶性なので飲み物に混ぜて摂取をすることが可能です。

コーヒー、ジュース、水などさまざまな飲み物に混ぜられます。

食事と一緒に摂ることも可能で、スープや味噌汁などに混ぜて摂取できます。


水溶性CBDのメリット

さまざまなものに混ぜられる

CBDオイルは舌に垂らして、舌から吸収させる摂取方法をします。

舌に直接垂らすことに抵抗を感じたり、人の目が気になってしまうことがあったりすると思います。

しかし、水溶性CBDであれば飲み物に混ぜて摂取ができるため、舌に垂らす必要がありません。

直接舌に垂らすことに抵抗がある人でも、気軽に摂取できることでしょう。

そして、水溶性なのでジュースやスープなどさまざまなものに混ぜられます。


持ち運びしやすい

水溶性CBDはパウダー状になっている製品が多いようです。

パウダーは軽くて持ち運びに便利です。

個包装になっているものなら、かさばることもありません。

外出先に持ち運びやすいと、いつでも手軽にCBDを利用できます。


べたつきが気にならない

オイルタイプのCBDはココナッツオイルやMCTオイルに配合されているため、若干オイルのべたつきが気になるかもしれません。

しかし、水溶性であればべたつきは気になりません。


味が気にならない

ココナッツオイルには独特の風味があるため、CBDオイルはベースとなっているオイルの味が気になってしまうことがあります。

CBD自体の味も気になり、オイルの味も気になるようでは、CBDを利用しにくくなってしまいます。

水溶性CBDはオイルを使っていないので、オイル自体の味が気になりません。


▼水に溶けるCBDについて解説


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