世界が注目しているといわれる成分がCBDです。
アメリカやヨーロッパではCBD製品を手軽に入手でき、日本でもCBD製品を手に入れられるようになりました。
CBD製品にはさまざまな形態がありますが、今回はCBDワックスについてメリット・デメリット、使い方などを解説します。
CBDワックスとは
CBDワックスとは、大麻草からCBDを抽出したものです。
固形状になっていて、CBDワックス専用のヴェポライザーを使用して吸引をします。
大麻草には80~114種類ほどのカンナビノイドが含まれていて、CBDはその中でも含有量が多い成分です。
大麻草と聞くと不安になる方もいると思いますが、日本の法律で禁止されているのは大麻草に含まれるTHCという成分です。
THCには精神活性作用がありますが、CBDはTHCとは全く別の働きをしており、精神活性作用はありません。
WHOが安全性を認めており、世界アンチ・ドーピング機構ではCBDを禁止物質とはしていません。
また、日本で販売されている多くの製品は成分分析をしており、THCが含まれていないことを確認しています。
輸入の際には必要書類を提出して輸入許可をもらっています。
このように安全な成分を使用してCBDワックスが作られています。
CBDワックスのメリット
CBDをワックスとして利用することには、どのようなメリットがあるのでしょうか。
複数のフレーバーがある
CBDはそのまま摂取をすると苦味を感じることがあります。
オイルはCBDとベースとなるMCTオイルやココナッツオイルのみで作られているため、苦味を感じやすいです。
一方CBDワックスはフレーバー付きのものが多く、苦味が気になりません。
さまざまな種類のフレーバーがあり、好みのものが見つかることでしょう。
濃度が高い
製品によって多少違いはありますが、CBDワックスのCBD濃度は90%程度です。
オイルの場合だとCBD濃度が5~10%程度のものが多く、それに比べると高濃度です。
コストパフォーマンスがよい
CBDワックスは1製品当たりの内容量が1g程度とわずかで、「たったこれだけ」と思うかもしれませんが、実はコストパフォーマンスがよいです。
CBDを5mg摂る場合、濃度5%のものと濃度90%のものを比べた場合、摂取量は濃度90%のものの方が少なくて済みます。
CBDワックスは濃度が高いので使用量が少なくてよいのです。
CBDワックスのデメリット
メリットだけでなくデメリットも存在します。
専用のヴェポライザーが必要
CBDのサプリメント、オイル、グミやチョコレートなどの食品は、そのまま口にすることができます。
しかし、CBDワックスの場合はそのまま口にするのではなく、専用のヴェポライザーを使用して吸引します。
CBDワックス専用のものがあり、それを用意する必要があります。
販売しているメーカーが少ない
オイルやサプリメントに比べるとCBDワックスを販売しているメーカーが少ないです。
選べる幅が狭くなってしまいます。
CBDワックスの使い方
吸引する
専用のヴェポライザーにセットをして吸引をします。
容器からCBDワックスをすくい、そのままヴェポライザーに充填をします。
電源ボタンを押すと加熱されるので吸引をします。
吸引が終わったら電源を切ります。
直接なめる
直接口にすることもできます。
容器から適量をすくいとり、舌の下に1分ほど留めてから飲み込みます。
舌下から吸収されるのですぐに飲み込まず、しばらく舌下に留めてください。
肌に塗る
CBDの受容体は肌にも存在しています。
適量を手に取り出して気になる部分に塗布します。
CBDワックス使用の注意点
CBDを摂取するとあくびが出たり眠気が出たりすることがあるので、運転前や運転中には摂取しないでください。
妊娠中・授乳中の方も摂取はしないでください。
病状がある方や薬を服用している場合は、医師に相談をしてください。
CBDワックスは濃度が高いので1日摂取量に注意が必要です。
特に直接なめる場合は大量に摂取してしまいやすいので注意が必要です。
少ない量からはじめて、体調をみながら量を調整してください。
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