CBDの働きを最大限に引き出すためには、摂取するタイミングが重要です。
医薬品の場合は空腹時、食後など服薬するタイミングが示されていますが、CBDにはそれがありません。
どのタイミングで摂取したらよいのか迷ってしまうことでしょう。
ここでは、CBDの働きを引き出すための摂取のタイミングや空腹時に摂取するメリットを紹介します。
CBDってどんな成分
大麻草には少なくとも80種類のカンナビノイドが含まれているといわれています。
カンナビノイドとは、麻に含まれる化学物質の総称です。
CBDはその中の一つです。
大麻草にはTHCという成分も含まれています。
THCはマリファナの主成分で、受容体への感受性が高く、幻聴や幻覚を引き起こす成分です。
向精神作用があり、日本の法律では規制されています。
一方、CBDにはそういった働きはありません。
向精神作用はなく、WHOは安全性を認めています。
日本の法律では規制されていません。
また、THCとは抽出する部位が違い、CBDは日本の法律で規制されていない麻の成熟した種子や茎から抽出を行っています。
抽出したものからはTHCを完全に取り除く、THCを含んでいないことが第三者機関によって確かめられています。
CBDは油と一緒に摂取するとよい
ビタミンやミネラルのサプリメントの場合、胃の働きが活発になっている食事中や食後に摂取をすると吸収率が高まります。
逆に食事中や食後だと吸収が妨げられてしまう成分もあります。
アミノ酸は、運動前に摂取するとよいもの、運動後に摂取するとよいものがあります。
プロテインにはホエイ、大豆、カゼインなどがあり、それぞれ吸収スピードが違うので、どのタイミングで摂取したらよいのかも違います。
CBDの場合は、脂質が多い食事と一緒にCBDカプセルを摂取することで、空腹時の摂取に比べて4倍の吸収率になったとミネソタ大学の研究で報告されています。
CBDは油になじみやすい性質があります。
CBDオイルはココナッツオイル、MCTオイル、ヘンプオイルなどをベースにしてCBDを配合していますが、これはCBDが油になじみやすいからです。
脂溶性の成分は油と一緒に摂取をすると吸収率が高まります。
ビタミンAやビタミンEは脂溶性ビタミンなので、油と一緒に摂取をすると吸収がよいです。
CBDもこれと同じことがいえそうです。
CBDは空腹時に摂取してもよい?
脂質を多く含む食事と摂取すると吸収率が高まると聞くと、空腹時には摂取しない方がよいように感じてしまうことでしょう。
しかし、空腹時に摂取してはいけないわけではありません。
食事と一緒に摂取をすると吸収率が高まったのは、脂質を一緒に摂取したからです。
つまり、CBDを摂取する際に脂質も一緒に摂れば、空腹時でも吸収率が高まることが期待できるのです。
CBDオイルは油を使用しているので、脂質と一緒にCBDを摂取することができます。
そのため、空腹時でも吸収がよいことが期待できます。
CBDカプセルの場合は、オイルをカプセルに閉じ込めているものならCBDの吸収がよくなることが期待できそうです。
リキッドはCBD入りの液体を蒸気にして吸引するものです。
蒸気には脂質は含まれていないので、リキッドの場合の吸収率はわかりません。
しかし、肺に長くとどめておくことでCBDの吸収がよくなるといわれています。
空腹時に摂取するメリット
寝つきが悪いときには、就寝前にCBDを摂取するとよいといわれています。
就寝前に脂質が豊富な食事をすると翌朝の胃もたれが気になります。
夕食の際に摂取をする場合だと、就寝前でに間が空いてしまいます。
空腹時にも摂取できれば、就寝前にたっぷりとした食事を摂ることなく、CBDを摂取することが可能となります。
仕事中にイライラしているとき、リフレッシュしたいときにもCBDが役立ちます。
仕事中はたいていお腹が空いているのではないでしょうか。
そういったときも手軽にCBDを摂取できます。
また、食事と一緒だと食品に含まれる成分によってCBDの吸収が妨げられてしまう可能性があります。
とくに食物繊維の大量摂取は、微量栄養素の吸収を妨げるといわれています。
空腹時ならそういった心配がありません。
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