CBDを使うことで、世の中に存在する有名な病気に効く状況がいくつも確認されています。
したがって、糖尿病にも有効なのではないか?という見方も当然にあるでしょう。
実際、糖尿病は深刻な病気の1つであり、これを予防することや改善することは非常に大切です。
この糖尿病に関しては治療が難しい部分があるため、CBDがどこまで有効か?に関しては期待が膨らむばかりです。
現状、CBDが糖尿病に関して、どのような評価となっているのか?について知っておきましょう。
糖尿病にCBDが効果的であると言える実験結果はある
2006年に行われた動物実験において、CBDが糖尿病に効果的であると思われる結果が出ました。
これは複数のマウスにCBDを投与し、その経過を観察するというものでしたが、CBDを投与されなかったマウスと比べて糖尿病の発症率が大幅に下がりました。
したがって、この実験結果だけを見れば、CBDが糖尿病に効果があると言える可能性が生まれます。
ただ、これはマウスであり、人間に対して行われたわけではありません。
マウスと同様に、人間に対してもCBDが効果を発揮する保証はないため、確実に人間の糖尿病にも使えるとまでは言えないでしょう。
人間に対しての臨床試験などはそこまで進んでいないため、効果の発生に関しては未知数な面があります。
効果がないと言えるわけではないですが、効果があると断言できる状況でもないわけです。
CBDと糖尿病の関係に関しては、今後の進展が期待される状況であり、確実な治療法としては確立されていません。
CBD以外のカンナビノイドは糖尿病に効果がある?
CBDは人間の糖尿病に対して確実に効果をもたらすとは言えませんが、他のカンナビノイドであれば話は別です。
カンナビノイドはCBD以外にもいくつも存在しており、その中には糖尿病に対して効果があるとされているものがあります。
例えば、thcvはその1つで、実際に人間を対象にした実験が行われ、血糖値を下げる効果が確認されました。
したがって、同じカンナビノイドであれば、CBDよりはthcvなどの方が糖尿病に関しては期待できると評価できます。
CBDに関しても今後同様の効果が認められる可能性はありますけど、それを証明する結果が存在しません。
そうなると、現段階ではCBDはthcvなどと比べると糖尿病への期待は大きくないと言えるでしょう。
糖尿病の予防、改善に関して、必ずしもCBDにこだわらないといけない必要はないでしょうから、他のカンナビノイドの存在も頭に入れておくべきです。
実際に糖尿病にかかっている人であれば特にそうですけど、もちろん予防に関心がある人についても同様です。
CBDは糖尿病によって引き起こされる症状の改善には期待が持てる
CBDは糖尿病それ自体に対しては予防、改善の効果があると言えないものの、糖尿病が引き起こす別の症状には効果が確認されています。
それは血糖値などの糖尿病の根幹にかかわる部分ではなく、例えば血管内の壁の損傷を治すことができる部分です。
血糖値が高まると、血管の中で損傷が起きる可能性がありますが、それをCBDは治すことが可能です。
この状況を放置すると、動脈硬化などの望ましくない状況を生む可能性がありますから、この効果は非常に魅力的と言えます。
糖尿病というのは、それ自体も怖い病気ですが、合併症を引き起こす点が非常に問題視されています。
だからこそ、糖尿病が原因となって発生する別の病気に対しても目を向けておかないといけません。
CBDは糖尿病によって引き起こされる別の病気に対して効果があるケースが確認されているため、実はその点においては期待を持てるわけです。
血管内の壁の修復以外では、例えば神経障害に効果的なため、いろいろなケースでCBDが活躍する可能性が考えられるでしょう。
糖尿病それ自体への効果は未知数であっても、結局は糖尿病に関して役立つ場面が十分に考えられるため、CBDは評価できる存在と言えます。
今後、CBDに関しての研究が進んでいけば、糖尿病それ自体への効果が認められる状況が生まれるかもしれませんし、これからも注目していくべきでしょう。
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