健康維持をサポートすると注目されているCBD。
たくさん摂取するほど体によい気がしますが、たくさん摂ればとるほどよいというものではありません。
では、1日の目安となる摂取量はどれくらいなのでしょうか。
CBDに期待できる働き
CBDは大麻草から抽出されるカンナビジオール(Cannabidio)のことです。
大麻草には少なくとも113種類のカンナビノイドが含まれているといわれていて、CBDはその中の一つです。
体内にはエンドカンナビノイド・システムが存在していて、体の機能を調節しているとされています。
食欲、免疫、運動調整などもエンドカンナビノイド・システムが関与しています。
ところが、ストレスや加齢によって体を調節する機能が落ちてしまうことがあります。
体内にはCBDに受容体があり、CBDが受容体に結びつくことでエンドカンナビノイド・システムに働きかける作用があるといわれています。
大麻草にはTHCという向精神作用のある物質が含まれています。
THCを摂取すると幻覚や幻聴を引き起こす可能性があります。
CBDも大麻草から抽出される成分ですがTHCのような精神に悪影響を与える作用はありません。
これまでには、関節リウムマチ、不眠症、ぜんそく、不安、パーキンソン病などへの働きが研究されています。
CBDは安全な成分?
CBDはTHCのような向精神作用がない成分です。
日本の法律ではCBDを規制していません。
海外で販売されているCBD製品はTHCを含んでいるものがありますが、日本の製品はTHCを含んでいないものです。
大麻草から成分を抽出してから、THCを取り除いて製品化をしています。
多くの製品は第三者機関の検査によってTHCを含んでいないことを確かめています。
また、原料の輸入の際には日本の厚生労働省のもと必要書類を提出して輸入をしています。
1日の摂取量は?
CBDの1日摂取量は決められていません。
製品の摂取目安量が記載されている場合は、その量を守って摂取するようにします。
ヒトにおけるCBDの安全性に関する研究が少数行われており、それによると1500 mg/日(経口摂取)までなら安全としています。
しかし、初めて摂取をする場合はもっと少ない量から摂るようにしましょう。
はじめはCBD量で1日5mg程度から始めることをおすすめします。
1日5mgで変化を感じられないようなら少しずつ摂取量を増やしていきましょう。
摂取量が多すぎると下痢や倦怠感などが出ることがあります。
そのようなときにはCBDの摂取を中止してください。
CBD製品によって配合されているCBDの濃度が違います。
たとえば1日5滴摂取した場合、CBD濃度5%のものとCBD10%のものでは「5滴」という点では同じであっても、CBDの摂取量は違います。
製品にはCBD濃度が記載されているので確認しておきましょう。
摂取方法は?
CBDオイルの場合は舌に垂らして摂取をします。
舌の裏側に数敵を垂らして、60秒ほどとどめてから飲み込みます。
舌の裏側は成分を吸収しやすく、しばらくとどめて皮膚から吸収させるのです。
そのため、すぐに飲み込まないように気をつけましょう。
CBDは独特の苦みがあるので、そのままでは摂取しにくく感じるかもしれません。
そのよう場合は飲み物に混ぜて摂取するとよいでしょう。
コーヒーやジュースなど、さまざまなものに混ぜて摂ることができます。
CBDサプリメントもあります。
カプセルに閉じ込められているサプリメントならCBDが直接舌に触れることがないので、CBD独特の味が気になりません。
チョコレートやグミなど食べるCBD製品もあります。
お菓子に配合されているものだとお菓子の甘さが苦味を隠してくれて、苦いものが苦手な方でも摂りやすいです。
また、普段のお菓子を食べるように摂取できるため、CBDを抵抗なく日常的に摂取できることでしょう。
さまざまなタイプの製品があり、製品によってCBD配合量が違います。
お菓子の場合だとおいしくて食べ過ぎてしまって摂取量が多くなりすぎてしまう可能性があるので、1日摂取量に気をつけましょう。
必ずCBD配合量を確認してください。
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