CBDオイル&MCTオイルでダイエット?効果的な摂り方とは?


ダイエットによいといわれているMCTオイル
普段の食事にMCTオイルを取り入れてダイエットに励んでいる方もいるのではないでしょうか。
しかし、MCTオイルは油です。
油はダイエットの大敵です。
それなのに、なぜMCTオイルはダイエットによいといわれているのでしょうか。
CBDオイルとして共に摂取する事でダイエットにも効果的で、より効果を発揮するダイエットのための摂り方も紹介します。

ダイエットによいといわれる理由

MCTとはMedium Chain Triglycerideの略で、中鎖脂肪酸が100%の油です。
中鎖脂肪酸はココナッツ、パームフルーツ、母乳、牛乳などにも含まれています。
中鎖脂肪酸は牛乳には8%ほど、ココナッツオイルでも60%ほどしか含まれていませんが、MCTオイルなら中鎖脂肪酸100%です。
中鎖脂肪酸は長鎖脂肪酸に比べて分子が短い特徴があります。
「中鎖脂肪酸」「長鎖脂肪酸」とは、脂肪酸を炭素数によって分けたものです。
中鎖脂肪酸は炭素数5~12個、長鎖脂肪酸は炭素数が12個以上のものをさします。
長鎖脂肪酸は、キャノーラ油やオリーブオイルなど一般的な植物油脂に多く含まれています。
これらの油脂は普段の食生活で摂っていて、私たちの生活では中鎖脂肪酸よりも長鎖脂肪酸を摂る機会の方が多いといえるでしょう。
中鎖脂肪酸は長鎖脂肪酸に比べて分子が短いため、消化吸収の経路が違います。
水に溶けやすい性質があり、小腸から吸収をされたら、門脈を通って肝臓に届けられて分解されます。
一方、長鎖脂肪酸は小腸から吸収されたらリンパ管を通ってから静脈を通って筋肉や脂肪などに届けられ、必要に応じて分解・貯蔵されます。
代謝経路が違い、中鎖脂肪酸はエネルギーになりやすい特徴があるのです。
中鎖脂肪酸の分解時間は、長鎖脂肪酸に比べて4倍早いです。
分解は約3時間後に最大になり、投与してから10時間後にはほぼ分解されてしまいます。
すぐにエネルギーになるため、ダイエットによいといわれています。

空腹を感じにくい

ダイエット中に食事制限をして、空腹をつらく感じることは珍しくありません。
空腹を我慢できず、お菓子に手が伸びてしまうこともあります。
そして、食べ過ぎて体重が増えてしまうのです。
油はダイエットの大敵だと極端に摂取量を減らす方がいるようですが、極端に減らしてしまうと空腹を感じやすくなります。
カロリーが高い脂質の摂取量を減らして摂取カロリーを抑えたつもりでも、空腹を我慢できずに食べてしまって、結局摂取カロリーが多くなってしまうのです。
脂質は胃の中に長く停滞しやすく、適度に油を摂取することで空腹を感じにくくなります。
空腹を感じにくくなれば、間食を減らすことができます。
余分なカロリー摂取を抑えることは、ダイエットを成功させるために大切なことです。

ダイエット中のおすすめな摂り方

ダイエットに役立ちそうなMCTオイルですが、油なのでカロリーは高いです。
キャノーラ油やオリーブオイルなど普段食事で摂っている油とその点は同じです。
1gあたりのカロリーは、脂質が9kcal、糖質とタンパク質が4kcalです。
油の量自体が少なくても脂質は多量のカロリーを摂取してしまうことになります。
MCTオイルであっても摂りすぎれば摂取カロリーが増えて、肥満のもとになります。
ダイエットによいからと普段の食事+MCTオイルの生活をしてしまうと、これまで以上にカロリーを摂ることになります。
そのため、カロリー摂取量が多くなりすぎないように、これまで使っていた油をMCTオイルに置き換えるようにします。
MCTオイルは加熱をすると煙が出たり、泡だったりして危険なので、加熱料理には向いていません。
そのため、炒め物や揚げ物などには使用しないでください。
おすすめの使い方はサラダにかけることです。
普段オイル入りドレッシングを使っているなら、そのドレッシングをMCTオイルに代えてみましょう。
そうすれば、摂取カロリーはあまり変えずにMCTオイルを摂ることができます。
また、ドレッシングに入っている余計な添加物や糖分の摂取を抑えることにもつながります。
コーヒーやヨーグルトなどに混ぜてもおいしいです。
その場合、調理などで使っている油を減らして、摂取カロリーが多くなりすぎないように気をつけます。



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