CBDはアメリカで健康食品として注目されている成分です。
日本ではまだ認知度が低いですが、アメリカではCBDを配合したCBDクリーム、CBDオイル、CBDグミ、CBDキャンディーなどが販売されています。
ここでは、CBDを配合したCBDグミは具体的にどのようなものなのかや、その製品に期待できる働きを紹介します。
CBDは安全なのか
CBDはカンナビジオールの略称で、産業用ヘンプや大麻草に含まれています。大麻草に含まれると聞くと危険なイメージがありますが、大麻草を摂取したときのような精神への作用はありません。
大麻草に多く含まれている成分がテトラヒドロカンナビノール(THC)です。麻に含まれる成分ですが、CBDとは作用の仕方が違います。
THCは脳内のCB1レセプターへの親和性が高く、精神作用が強く表れます。それに対してCBDは、CB1レセプターへの親和性がTHCよりも低く、精神や神経に悪影響を与えません。
国によっては医薬品としての治験を行い、規制緩和を行っているようです。アメリカでは医薬品として認証された製品があります。日本では健康食品として扱われています。
CBDグミとは
CBDグミとは、一般的なグミにCBDを配合したもののことです。海外の製品が日本に輸入されています。原料は一般的なグミと同じで、水、砂糖、果汁などです。アメリカやヨーロッパはオーガニックへの意識が高く、海外製のものだとオーガニック成分を使用しているCBDグミもあります。
こういったものは甘味として砂糖を使用するのではなく、オーガニックアガベシロップ、オーガニックタピオカシロップなどを使用しています。
原料名にはCBDはヘンプオイルとして記載されています。ヘンプとは麻のことで、CBDは薬物規制の対象ではない麻から抽出されています。
味や食感は普通のグミと同じです。
CBDグミの選び方
CBDグミによって配合しているCBDの量が違います。CBDの働きを期待するにはどの程度の量を摂取したらよいのか明確になっていないようですが、配合量が少なすぎるようではCBDの働きが期待できません。
働きを期待するには、配合量が多いものを選ぶとよいでしょう。
ヒトを対象にしたCBDの安全性に関する研究では、1500 mg/日(経口摂取)か30 mg(点滴)までなら、十分に耐えられると報告されています。毒性は非常に低く、普通に摂取してたら到底到達出来る様な量ではありません。
ただし、あまりにも大量に摂取すると、倦怠感、下痢、食欲などの症状が現れることがあるようです。
医薬品ではないためCBDグミに高配合されることはないと考えられますが、多ければ多いほどよいというわけではない点に注意をしましょう。
また、CBDを1回摂取しただけで大きな変化は期待できないかもしれません。その場合は継続して摂取してみましょう。
継続して摂取をするためには、おいしいグミであることが大切です。海外ではいろいろな味のCBDグミが販売されているので、好みの味のものを見つけてみてください。
CBDグミの食べ方
食品なので食べ方に決まりはありません。おやつとして、食事と一緒に、寝る前になど、好きなときに食べることができます。気をつけたいことはカロリーです。
三大栄養素の1g当たりのカロリーは糖質4kcal、タンパク質4kcal、脂質9kcalです。
グミは脂質が少ない食べものなので、脂質が多いアイスクリームやチョコレートなどに比べるとカロリーは低めです。しかし、食べ過ぎればカロリー摂取量が多くなります。
ある製品は4粒当たり20kcalとなっています。20kcalしかないのかと思うかもしれませんが、4粒で食べることをやめられないことが珍しくありません。
あっという間に1袋食べてしまうことでしょう。
CBD配合ではない日本で販売されている一般的なグミは、1袋180kcaほどです。CBD配合のグミも1袋食べてしまえば、これくらいのカロリーを摂取してしまいます。
特にダイエット中の方は気をつけましょう。グミは甘い食べものです。
甘いものを食べることで甘いものへの欲求が高まり、他のものも食べ過ぎてしまうようになる心配があります。
CBD配合で美容や健康によさそうだからと食べ過ぎないように、1日の摂取量を考えて食べてください。
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